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マニュアル至上主義の何が悪いのか?

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とうとうDVD−R(IOデータのDVR−iEH2)を買ってしまいましたよ。しかもRAMにも書き込める『マルチドライブ』って奴です。ヨドバシカメラで買ったんですが、税別35800円・15%ポイント還元でした。早速家に帰って5枚ほど焼いてみましたが、DVD−Rってデータを直接焼くんじゃないんですね。その前に『イメージファイルの作成』なる工程がある。「え? 別にccdやfcdを焼くわけじゃないんだぜ?」と思ってしまいました。なので、このドライブはDVD−Rは2倍速書き込みなので30分ほどで焼けるはずなのですが、焼く時間は確かにそうでしたけれども、それ+10分程度かかってしまうようです。それともこれはライティングソフトの所為? 『B's Recorder GOLD5』なんですけど……。まぁでも、5枚焼いて焼きミスは全く無かったし、何より静音性は驚異的です。ディスクが回ってる音が全くしません。2倍速だからか……? でもディスクトレイの出入りの音は反対にギャグみたいにデカイですね。もう少し何とかして欲しかったです。何とかして欲しかったといえば、本体も結構大きいです。外付けHDDを初めて見た時、「こんなに小さいものなのか」と驚いたんですが、DVDドライブはまだまだ性能重視って事ですかね。

さて、僕はヨドバシカメラのマルチメディア館4階でドライブを買ったんですが、メディアは2階で買ったんですよ。4階にも置いてある事はあるんですが、ドライブのオマケみたいな感じでしかないんで、本格的にメディアを売ってる2階で買おうと思っていたので。何しろ最初からいきなり焼きミスで躓きたくないので、思いっきり高品質な奴を買おうと。結果、マクセルとTDKのを10枚ずつ買うことにしました。どちらも10枚で3880円の20%ポイント還元です。イメーションのが3300円くらいで安かったですが、それはまた今度買う事にします。さて、これでメディア代は3880×2=7760円です。先ほどドライブを買った時のポイントが5000円ちょっとあるので、2000円くらいになりそうです。するとレジで店員が、僕が手に持つ紙袋を見て、こう言いました。「そちら、書き込み型DVDドライブですね? 現在ご一緒に買われますと20%割引になりますので――円になります」

「え?」と思いましたね。確かに僕はDVDドライブの入った大きな袋を持っていましたし、DVD−Rメディアを20枚も買い込もうとしているわけですから、「ああ、今日ドライブを買ったのかな?」と想像する事は比較的容易かもしれません。しかし袋は中身が薄らと透ける程度で、とても中身を判別出来るものではありませんから、それを見て『僕が今日ヨドバシカメラでDVDドライブを買った』という事は、確信は出来ない筈なわけです。でも、今目の前の店員はそれを確信している……。――と、5秒ほど考えたら分かりました。ポイントカードです。その店員はポイントカードから、僕の商品の購入履歴を知ったわけです。

僕はその事実を知った時に、「大型量販店、やるな」と思いました。ポイントカードを単に客の嗜好性調査に使うだけではなく、その客にとって最適なサービスが受けられるようにシステム構築していたとは知りませんでした。恐らくこのようなシステムはヨドバシカメラに限らず、ビックカメラとか、その他の量販店でも普通に導入されているものなのでしょう。しかし、これは非常に良く「消費者のことを考えている」結果のように、僕には感じられました。

世間ではしばしば『マニュアル至上主義』が批判されますが、僕は「いわゆる“融通の利かない”『マニュアル至上主義』は、『マニュアル至上主義』自体が悪いのではなく、マニュアルが不完全なだけである」という持論を持っていたのですが、今回はそれを裏付けるような出来事に遭遇し、なかなか気分が良かったです。


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