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2006年3月4日

何かの価値判断で迷っている時、その迷ってる時点で2つの間に優劣は付け難い訳だから、そもそも価値判断をする基準を大幅に見直してみると、案外すんなり答が出たりする。   ――kasa

敵など初めから存在しない。味方も居ない。人は完全には孤立できない代わり、何らかの面では自立している。その代償が、敵と味方の消失である。   ――kasa


2006年2月27日

明日の自分を好きになりたいから
今日の自分をギュッと抱きしめる   ――林原 めぐみ (Just be conscious)


2006年2月23日

この世界は俺のものだ。ひょっとしたら、この世界ってのは俺が見てる長い長い夢の中じゃないのかとさえ思ってる。だってそうだろ? ひょっとしたらお前らは幻かもしれないし、俺にはお前が存在しているのか証明が出来ない。つまり、この世界は俺中心って事だと思ったわけだ。俺が『できる』と信じた事は絶対に出来るし、多分俺が寿命で死にそうな時、不老不死の薬とかが出来るに違いないさ。もしくは今見てる夢から覚めて、また別の夢に行くんだろう。つまり、俺の存在は永遠ってわけだ。
俺は想像力が乏しくてな。自分が死んだ後の事が全く想像できない。考えられないんだよ。『無』って奴が全く想像できないんだ。よく、「死んだ後は永遠の闇だ」とか言うけどよ。無ってことはその闇すらも感じられなくなるわけだろ? それが想像できない。自分が無くなるってのが想像できねえんだよ。だから、あれだ。つまりこの世界に完全な『無』なんてもんは存在しねえ。でも、俺以外の奴は死んだら消えちまう。その結論から逆算してって、こういう結論に達したわけだが。つまり、この世でなくならないのは俺だけ。だから、この世は俺のものだ。他の奴らは、俺の見てる夢のようなものに過ぎないってな。
一言で言うとあれだ、俺が出来ると信じた事に限り、俺に不可能は無いって事だ。   ――クレア・スタンフィールド (バッカーノ! 1931 特急編 The Grand Punk Railroad 155頁)【再掲】

時々、考えすぎて自分の事が解らなくなる。
もしかしたら世界の中で自分だけがキチガイで、他の全てが正常なんじゃないかって。
よく、自分に見える世界だけが世界の全てだなんて言う奴がいるけど、俺の考えは違う。俺が今履いているスニーカーだって、作った工場で俺の知らない物凄いドラマが起きているかもしれないんだ。
……いや、違うな。結局自分に見える世界だけか。ただし、因果や縁も全て目に見えるとしたらの話だけどね。
この靴を巡る様々なドラマを俺は知る事はできないけれど、そのドラマに関わった結果としてのこの靴を俺は目にしている。俺が使ってる金だって、俺の見えない所で政治家の人達とか商業関係者の苦労とか不正とか正義とか、全部ひっくるめた結果として、俺のサイフの中に入っているわけだ。
……でも、やっぱりそういうのって目に見えないもんなあ。
世界には圧倒的に俺の知らない事の方が多い。
そして、俺の見える範囲の世界を構成する大半は、俺の知らない事で支えられてるんだよな。
……だから、俺は恐い。
俺の見えない範囲の世界が、俺の事をどう判断しているのか。
俺は……狂ってなんかいない。
俺がそう言ってるんだから、間違い無い。
俺の意識が届くところが俺の世界だというのならば――
俺の意見に間違いは無い。なぜなら個々は俺の世界なんだから。
――だが、この世界は俺のものなんかじゃない。   ――雨霧 八雲 (がるぐる!<上> Dancing Beast Night 141頁)


2006年1月31日

お前は、彼女を死なせてしまった罪を償いたいんじゃない。彼女を殺してしまった罪を償いたいんだ。そうだろう?   ――戌井 隼人 (バウワウ! Two Dog Night 234頁)


2006年1月24日

人と人の縁は、そんなに簡単に切れないんですよー。形が無いから、空気みたいだから、切ろうとしても切れないから……。
でもねー、その分だけ、人の身体っていうのは簡単に切り刻めちゃうものなんですよー。形があるから。僕の鋏で簡単に簡単に壊れるんですー。それが、僕は悲しくて楽しくて。
だから、僕は確かめるんですよー。人の心はー、人の縁はー、形の無い『絆』っていう奴はー。どれだけどれだけ『傷み』っていうのに耐えられるのかをー。僕はー、それが見たくて楽しくてー……。何人も何人も何人もー。ずっとずっと試してるんですけどー。
人間って、不思議ですよねー。傷みじゃ絶対に義理を裏切らない人もいるしー、中には何にも痛くないうちからペラペラ喋っちゃう人もいるしー。   ――チック・ジェファーソン (バッカーノ! 1933 <上> THE SLASH 〜クモリノチアメ〜 30頁)【再掲】


2006年1月17日

ゆっくり旋回してきた大型の旅客機が僕らの真上で得意気に
太陽に覆い被さった その分厚い雲を難なく突き破って消える
まるで流れ星にするように僕らは見上げてた
思い思いの願いを その翼に重ねて   ――Mr.Children (Worlds end)


2006年1月12日

若い内に自殺しなさい。そうすれば死を利用する事が出来るでしょう。   ――ピエール・デプロージュ

死ぬ事は何でもないが、この世と別れるのが僕には辛い。   ――マルセル・パニョール

生きる理由は無いが、死ぬ理由も無い。人生への軽蔑を示すべく我々に残された唯一の方法は、それを受け入れる事である。人生は苦労して捨てる程の価値も無い。   ――ジャック・リゴー


2006年1月7日

実数は完結した全体としては存在しない。   ――パース (無限論の教室 76頁)【再掲】

意識の世界と実在の世界とはまったく位置関係をもたない。というか、位置関係をもちえない。   ――野矢 茂樹 (哲学の謎 19頁)【再掲】


2006年1月6日

ずいぶん昔になりますが、あなたにとてもよく似た女性に会ったことがあります。

その人も誰かを殺したの?   ――古畑 任三郎 & 加賀美 京子 (古畑任三郎ファイナル 第3夜 ラスト・ダンス)


2006年1月5日

この事件の犯人は、非常にフェアプレイを好む人間のような気がするんですよ。

僕の大好きな言葉だ。   ――古畑 任三郎 & イチロー (古畑任三郎ファイナル 第2夜 フェアな殺人者)


2006年1月4日

この村のみなさんの多くは、一連の事件を何らかの祟りだと考えていらっしゃいます。しかし、その中でひとりだけ、これが祟りではないと確信している人物がいます。つまり…   ――古畑 任三郎 (古畑任三郎ファイナル 第1夜 今、蘇る死)


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