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以下の文章は今月7日に行った「13時間耐久パチンコ」(実際には10時間半くらいで止めています。)の模様をmixiで実況中継風に書き込んでいったものです。パチンコの知識が全く無い人には何の事やら分からないと思いますが、後日アップ予定の『パチンコに関する考察』で分かるようになると思います。なかなかドラマチックな展開でした。ちなみに僕以外の人の書き込みは全てサークルの後輩です。極一部、伏字です。
2006年03月07日09:39 KASA
昨日で試験終了し、その後は6時間連続で家庭教師でした。体力的に死にました。
で、今日は家でゴロゴロしようかと思ったんですが、予定を見てみると割と詰まってるんですね。丸一日ヒマって今日くらいしかない。
というワケで今日は馬鹿な事に金と時間を使ってみます。則ち、13時間耐久パチンコ。開店時間から閉店時間まで打ってきます。まぁ全く大当りが来なかったら20万円くらい必要なので無理ですが。
ちなみに打つ機種はエヴァンゲリオン2ndインパクトSF。大当り確率は400分の1で確率変動突入確率は67%です。以前、同スペックの旧機種で27連チャンしました。さて、今日はどうなるでしょうか。
途中経過などをコメント欄に書き込んでいく予定です。目指せ30連チャン・大当り50回!
果たして数学という名の論理は確率という名の運命の神に勝てるのか!?
2006年03月07日10:16 uskey
おれ今日みんなで飲むべき運命感じちゃってるんで、たくさん稼いできてくださいYO〜
2006年03月07日10:17 KASA
50回転でとてつもなくアツイリーチが4回。外れ。ハマり予感○| ̄|_
2006年03月07日10:22 KASA
5万以上勝ったら奢ってやろう。釘は良さげ。ではしばらく集中
2006年03月07日10:23 KASA
と書いてたら90回転で確変当たり!
2006年03月07日10:52 uskey
ワホーイ!
2006年03月07日11:01 KASA
確変中に300回転してますヽ(*`Д´)ノ
2006年03月07日11:02 KASA
結局6連でしたが3回は出玉無しの突確。イマイチ
2006年03月07日11:23 KASA
177回転目で単発。昇格か時短引戻しに期待
2006年03月07日11:26 KASA
昇格!
2006年03月07日11:41 KASA
また3連止まり。さて時短
2006年03月07日11:47 KASA
引戻し成功! しかも確変!
2006年03月07日11:53 uskey
なかなかドラマチックな展開だなあ・・・w
2006年03月07日12:28 KASA
時短前から11連チャン中。まだ確変♪
2006年03月07日12:45 uskey
そういうドラマチックな台は夜近くまでもつことが多いらしいですよ、いとウラヤマシス
2006年03月07日12:47 KASA
13連目で遂に確変ならず。しかし昇格チャンスが……
2006年03月07日12:49 KASA
昇格!
2006年03月07日13:14 KASA
とりあえず14連目で終了。今のところ大当り20回。
2006年03月07日13:19 ○っ○ー
本当に実況中継な感じで面白いです(笑)頑張ってください!
2006年03月07日13:33 KASA
少しトイレ休憩。5箱くらいは飲まれても良いけど、それ以上にハマったらどうするか悩みます。まぁまだ1箱も打ってないけど(笑)
2006年03月07日13:50 KASA
248回目で確変来たー!
1箱しか飲まれてないよ!
凄すぎる!
2006年03月07日13:58 KASA
くっ! 2連で終了
2006年03月07日14:01 KASA
と思ったら時短引戻し!
2006年03月07日14:06 KASA
しかも単発が確変に昇格!
2006年03月07日14:22 KASA
結局4連でした。まずまず。
2006年03月07日14:40 KASA
194回転目で突然確変!
400分の1という確率は何処に行った?(笑)
2006年03月07日14:52 KASA
あー、だけど単発。残念。
と思ったら、しかし時短引戻し! うっひゃー!
2006年03月07日15:05 KASA
さらに引戻し+確変! 笑いが止まりません!
2006年03月07日15:12 KASA
5時間ちょいで大当り30回突破!
2006年03月07日15:26 KASA
7連で終了。そろそろ天井な気もするけど打ちますよ〜
2006年03月07日15:32 KASA
130回転目で来た。ホントに笑える
2006年03月07日15:43 KASA
確変中。トイレ休憩。今日はトイレが近いなぁ。
パチンコが分からない人の為に分かりやすく書くと、6時間弱で12万円ほど儲かった、という事です。まぁこれから減るかも知れませんが。
2006年03月07日16:03 KASA
2連で終了。時短も。今日最短。今度こそ天井? まぁ打つワケですが。
2006年03月07日16:11 uskey
多少の間我慢することになるかもですが、そういう台はまだおっきいのが控えてる可能性大です。打つべしうつべしウツベシー
2006年03月07日16:30 KASA
217回転目が激熱でしたが外しました〜(涙)
2006年03月07日17:03 KASA
はい初の400回転。まぁこれくらいが普通なんですが。ただ1000回ハマりが恐いです。
2006年03月07日17:25 KASA
493回転目も熱かったけどダメ。イヤな予感。
2006年03月07日18:04 KASA
700回転です。あんまり熱いリーチは無し。千回が見えて来たなぁ……
2006年03月07日18:21 uskey
あれま・・・
2006年03月07日18:31 KASA
839回転目、覚醒モード来たぁ!
7連くらいは欲しい
2006年03月07日18:37 KASA
た、単発……○| ̄|_
2006年03月07日19:29 イグニ
なんか面白そうなことやってますねえw
がんばってくださいな
2006年03月07日19:40 KASA
401回転目で確変!
2006年03月07日20:23 KASA
疲れたので終わります。ラストは4連。大当り39回でした。+10万くらいでしょうか。
この後は後輩との約束通り、飲み屋で奢って来ました。ちなみに本当は店内で携帯を弄っていると店員に注意される事が有るそうです。なので真似しない方が良いかも知れません。(僕ももうしません。)
後輩の誕生会。まぁ麻雀やってただけですけど。
どうやら1週間ほど前に100万ヒット達成したようです。うぅ、こんな更新してない時期に達成なんて……有難うございます!
幾らかお祝いメールも届いていますが、返信はもう少し待って下さい。ゴメンなさい。FF12が数時間後には自宅に届けられるハズですが、それとは無関係に何故か忙しいです。私生活も後手後手。
さて日記の方ですが、近々『パチンコに関する考察』というのを書いてみようかと思います。と言うのも最近パチンコが面白い、という事に気付きまして。いや決してパチンコばかりやっててサイトを放置している訳では……。………………………………。
えーと具体的な内容ですが、基本的にはパチンコを知らない人(とは言え「ルーレットみたいなのが回って同じ数字が揃えば大当たりなんだよね」くらいは知っていて欲しいですが。)でもパチンコで勝てる(可能性が高い)方法について考えてみたいと思います。
実際、僕も2ヶ月前までパチンコ知りませんでしたし。それからネットで基礎を勉強したり数学を用いて独自に計算したりした結果、割と勝てるようになりました。収支表を書いているのですが、平均すると1回に付き8500円程度勝っているようです。まだまだ理論通りに打てていないので、もう少し上がる筈です。「理論上は」1日(ずっと打ち続ければ)2万円くらい勝てる筈です。まぁ詳しくは本論の時に。
問題は1文字たりとも本文を書いていない事ですね。アップするのは一体いつの事になるか……。いや今月中には何とか。その前にmixiで割と好評だった「13時間耐久パチンコ実況中継」をアップする予定です。こっちはパチンコを知らないと意味不明になると思いますが。
どういうワケ?
これは
予定だったのに
更新する
いつも通りに
日記を
やっと
ああ
突然ですが宣伝です。僕の知り合いがメイドの店を始めました。と言うか、始めます。3月10日にプレオープンだそうです。
メイドの店と言っても、流行のメイド喫茶じゃありません。じゃあ何の店かと言うと、僕も良く理解していないのですが……世界各国のアナログゲームや絵本や雑貨を集めた店? 詳しくはリンク先を見て下さい。
シャッツキステ
まぁでもアレですよ。しっかりメイドが居る事に変わりは無い訳ですよ。メイドが居れば満足する人種には良いんじゃないですかね! あと、これまでに無い新しいタイプのメイド店らしい(知り合い談)ので、これから話題になったりするかも知れない訳ですよ。流行の最先端(かも知れない)ですね!
ただ問題が有るとすれば、サイトに店の場所が書いてない事です。ハンターハンターのナックル状態ですね。という訳で場所が判明次第、続報を。
さぁて、終わった終わった。
既に過ぎ去りし日。
試験期間中ですが、ちょっとだけ更新。
「ネギマ」と言われると多くの人は、焼鳥で鶏肉とネギが交互に挟まれたヤツを想像すると思う。多分、ネギが鶏肉の間(マ)に入ってるから「ネギマ」と言うのだと思う。しかし「ネギマ」はネギとマグロを使用した鍋料理を指す事も有るらしい。“ネギ”と“マ”グロで「ネギマ」と言う訳だ。
その後者の「ネギマ」だが、どのような料理かと言うとリンク先を見て貰いたい。
関連リンク:「ネギマ鍋」
現在、午前3時21分。食べたい。
試験初日だが、その後のバイトの方が疲れた気がする。
試験から逃げ出したくて堪らなくなる。
試験に対して絶望感が漂い始める。
ふふふ、2月はこれで終了。
まだまだ続くよ忘却の彼方。
まだまだ続くよ忘却の彼方。
まだまだ続くよ忘却の彼方。
まだまだ続くよ忘却の彼方。
前回(SKIM OVER STORY 第8話『救出』)/過去ログ
SKIM OVER STORY 第9話『神沼明日香』
――1991年6月20日(木)
私、神沼明日香は対外的には極平凡な女子高生という役割を担って日常生活を送っている。友達からは「アンタは変わってる」とか言われる事も屡だが、多分それは“正常な範囲内での異常”という意味だろう。そうに違い無いし、そう願いたい。
しかしながら私には決定的に私を“異常”たらしめる要素が有る。それは私しか知らない事だ。恐らくその事を他人に言えば、最初の内は冗談だと思われ次第に頭を心配される事になるだろうし、信じてくれたらくれたで気味悪がられるだろう。私が“それ”を認識したのが事の重大さを認識出来る年齢になってからで本当に良かったと思う。幼い時であれば無邪気に自分から話していただろう。
実は私は――他人の思考が読める。
思考を読む――何もそれは『他人の心理を推理するのが巧い』というレベルではない。文字通り他人がその時点で考えている事が手に取るように分かるのである。
例えばさっき学校帰りの私の眼の前を横切って行ったサラリーマン風の中年男性は、「あと3件。あと3件……」と短い言葉を繰り返し頭の中で反芻していた。契約件数のノルマまで『あと3件』という事だろうか? 私に分かるのは『その時点で考えている事』だけなので、細かい付帯状況などは長い間その人の思考を読み取り続けないと分からない。普段はそんな趣味の悪い事はしないけれども。
本当は「あと3件」なんて言葉も読み取りたくは無かったのだが、私の視界の中に入ると自動的に思考を読み取れてしまうのだ。これは相当に困った事である。この能力の所為で“本当の意味での友人関係”を知る事になったという程度の事は御愛嬌で、人間の禍々しい負の側面を見せ付けられる事も頻繁にある。詳しい事は控えるが。
そして今、私の目の前には不思議な少年が立っていた――
見掛け上は普通の小学生の男の子だった。ランドセルを背負っているから間違えようが無い。しかし彼が考えている事が明らかにおかしかった。
その少年は「僕には未来を予知出来る」と“思っている”。そこには一片の疑問も無く、完璧なる確信だ。これが意味する処は2つしか無い。即ち、彼が子供染みた(実際、子供だが)妄想に囚われているか、本当に未来を予知出来るか、だ。冗談などでは有り得ない。自身の思考の中で嘘を付く意味が無いからだ。
私は何か徒ならぬ物を感じ、珍しく同一人物を視界に入れ続けた。彼の様々な思考が奔流となって私の脳に送り込まれて来る。
「僕には未来を予知出来る」
「だが僕の未来予知は完全ではない」
「まだ成長を続けているようだ」
「この能力を巧く使って何とか事態を打開しなくては」
「他人を巻き込んではならない」
「敵は何が目的なんだ?」
「分からない」
「恐らく僕のこの能力には気付いていない筈だ」
「僕ですら詳細に気付いたのは最近なのだから」
「しかし何らかの違和感を持たれている可能性は有る」
「僕が今でも無事なのはどう考えても不自然だ」
「しかし執拗に僕を狙っているが襲われる頻度は高くない」
「僕ばかりを相手にしている訳ではないのか?」
「もしかして最近この近所で頻発している通り魔事件は全て敵の仕業なのか?」
「だとしたら――」
私は驚愕した。とても小学生の思考とは思えない内容だったからだ。この少年は一体、何と闘っているというのだ?
私はこの少年に話し掛けようとした――が、一歩踏み出しただけで思い留まる。何と言葉を掛ければ良いか分からなかったからだ。しかし何か――絶対に放っておけない“何か”が起こっているような気がした。このままでは彼は大変な事になるのではないか――そんな漠然とした予感が。
やっぱり話だけでも訊こう――そう思い、再び少年に向かって歩き出そうとしたその時、背後で複数の人間の気配がした。何気なく振り返った私の視界に幾つかの人影が映る。夕焼けの逆光で容姿はよく分からない――が、私の能力はそんな事もお構い無しに発動する。
「――え?」
一瞬の内に相手の思考を読み取った私は、今度こそただただ唖然とするより他に無かった。
次回、SKIM OVER STORY 第10話『エレメンツ1』――2006年3月中旬掲載予定。
高輪台で焼鳥を食べた記憶しか無い。
2日前なのに記憶が無い。
3日前なのに記憶が無い。
そろそろ何か思い出しても良いんじゃないか?
そろそろ微かに覚えてる事も有りそうな予感。
そろそろ微かに覚えてる事も有りそうな予感。
そろそろ微かに覚えてる事も有りそうな予感。
そろそろ微かに覚えてる事も有りそうな予感。
この日は覚えてる。バレンタインデーだから朝から何にも予定を入れずに女の子からの誘いを待っていたら、何時の間にか日付が変わった。
既に忘却の彼方。
既に忘却の彼方。
既に忘却の彼方。
既に忘却の彼方。
既に忘却の彼方。
既に忘却の彼方。
既に忘却の彼方。
既に忘却の彼方。
既に忘却の彼方。
既に忘却の彼方。
既に忘却の彼方。
既に忘却の彼方。
日記を書かない月間の始まり。マジで書いてないよ。これを書いてるのが既に23日だからね。
「最近『mixi』で昔の友達に発見されて、過去の日記を消すのに忙しいんだよ!」とKASAが言っています。自分の性癖などがバレるのを恐れているようです。ちなみに、このサイトの過去ログを消すつもりは無いそうです。
あと「明日は首都圏中学受験初日だからバイト帰りにお祈りしてくる」と言ってました。多分、神社とかに行くのではなく「前祝いだ」とか称して飲酒するだけだと思われます。
雀荘で麻雀して勝った。
麻雀で勝った。
パチンコで勝った。
web日記で心掛けるべき事の1つに、「読者に不快な想いをさせない」というのが有ると思う。「敢えて読者を挑発してアクセスを稼ぐ」という手法も有るが、そうしたサイトは荒れ易い。それなりの覚悟が無いと出来ない。
ところが「読者に不快な想いをさせない」というのは、これはこれで意外と難しい。僕は割と気を付けているつもりなのだが、逆に気を付け過ぎている可能性も有る。例えば最近のニュースで言えば、「やっぱりホリエモンは危ない橋を渡ってたんだね。天罰だ。あはははは」とか書けない。ホリエモン擁護派を不快にさせるからだ。これが酒鬼薔薇聖斗くらいの絶対悪なら批判する事も可能だが、ホリエモンくらいだと微妙な線だ。
ぶっちゃけ「ホリエモン」というニックネームも、あんまり使いたくない。何となく揶揄している印象を受ける。それを不快に思う人がいるかも知れない。事実、僕は今まで一度たりとも「ホリエモン」という言葉を発した事は無いし、日記にも書いた事は無い筈である。(日記だとライブドア関連の事すら書いていないので当たり前だが。)
本当はもっとジョークを混じえて日記を書きたいのだが、それも出来ない。僕にジョークの才能が無い事も大きいが、「真に受けてしまう人がいたらどうしよう」と考えてしまうと、そこで手が止まってしまう。時には恐怖すら感じる。以前、似たような事を「“考え過ぎてしまう”という事」で書いたが、その構図に非常に良く似ている。
結局の所、僕は心が狭いんだと思う。ショートショート作家の星新一は「常識が有るからこそ、非常識な物語が書けるんだよ」と言っていたが、それならば「心が狭くて様々な事を不快に思うからこそ、不快に受け止められ得る表現が無尽蔵に思い付く」のではないか。きっとそうに違いないと思う。
以上より今日の結論。
kasaは心が狭い。
ちなみに別に私生活で憂鬱な事が有った訳ではない。
テレビを見ていたら中川翔子というアイドルが可愛かった。名前は聞いた事が有ったが、ちゃんと見たのは初めてだ。しかしネットで調べたらオタクアイドルだった。でも可愛い事に変わりは無い。
“神”というのは面白い概念だ。存在する事も存在しない事も証明されている。
人類史上初めて神の存在を証明したのは大司教だったアンセルムスである。彼は聖書を盲目的に信じる事を否定し、理解を深める為に信仰が有ると考えた。従って信仰は純粋理性を元に成立するとして、神の存在も理性的に――つまり演繹的に証明しようとした訳だ。彼は1078年の『プロスロギオン』で、以下のような神の存在証明を試みている。
【定義】神は自身よりも大なるものが可能でない対象である。
【仮定1】神は理解に於いて存在する。
【仮定2】神は事実に於いて存在する可能性が有る。
【仮定3】もし任意の対象が理解に於いてのみ存在し、事実に於いて存在する可能性が有れば、その対象は自身よりも大なる可能性が有る。
【背理1】神は理解に於いてのみ存在すると仮定する。
【背理2】神は自身より大なる存在になる可能性が有る。
【背理3】神は自身よりも大なるものが可能な対象である。
【背理4】自身よりも大なるものが可能でない対象が、自身よりも大なるものが可能な対象となる。
【背理5】神は理解に於いてのみ存在する事は無い。
【結論】神は事実に於いて存在する。
これ以後、様々な「神の存在証明」が行われて来た。13世紀にはトマス・アクィナスがアンセルムスの証明を批判し、帰納的な手法で神が存在すると証明した。以下のような方法である。
【仮定1】全ての結果には原因が有る。
【仮定2】因果関係は無限に連鎖しない。
【結論1】因果関係の最初に第一原因が存在する。
【結論2】その第一原因が神である。
しかしこの帰納的手法も、後にヒュームに拠って正当性が無いと批判されている。これ以後もデカルトの「神の存在証明」がカントに強く批判されたりと、まるでイタチゴッコの様相を呈していた。
この「神の存在証明」合戦には、20世紀の天才ゲーデルも参加していた。彼は晩年の1970年2月10日に『神の存在論的証明』という論文を書き残している。証明内容は難解なので省くが、この「神の存在証明」は1980年代後半になってから批評が始まり、未だに専門家の間でも評価が定まっていないらしい。
ゲーデルは神の存在を強く信じていた。それが『神の存在論的証明』を書くに到らせたのだろう。しかし皮肉な事に、ゲーデルの功績に拠って「神の非存在証明」も為される事になったのである。
ゲーデルと言えば『不完全性定理』が有名であるが、1991年にパトリック・グリムが不完全性定理を用いて「神の非存在証明」を行った。以下のような手法である。
【定義】全ての真理を知る無矛盾な存在を神と呼ぶ。
【証明1】神は全ての真理を知っているので、自然数論も知っており無矛盾である。
【証明2】不完全性定理より、特定の多項方程式に関して無矛盾で真理を決定できない物が存在する。
【証明3】全ての真理を知る事は不可能である。
【グリムの定理】神は存在しない。
参考図書:『ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論』(高橋昌一郎/講談社現代新書)
『憂鬱な昨日に猫キック 不安な明日に猫パンチ』管理人の素光さんが、“カレー週間”と称して先週1週間、毎日カレーを食べていたそうだ。その中では4日目の『トマト』というカレー&シチュー専門店のカレーが非常に美味しそうであった。機会が有れば行ってみたいが、腰の重い僕の事なので、誰かに誘われない限り行く事は無さそうな予感である。
ちなみに2日目の記述の中の、お前は一体何処のダルシムだよに爆笑した。そしてリンク先は抱腹絶倒であった。ゲーム『ストリートファイター』を知っている人は是非。
あと恒例のセンター試験数学の講評だが、今年は僕が散々な出来だった為に講評なんて偉そうな事は言えない状況に陥ってしまった。よって今年は無しで。来年は必ず満点を取って偉そうな事を言おうと思う。
マリオカートDSのネット対戦をやってみた。ボロ負け。酷い。
でもネット対戦の敷居が、こんなに低いとは驚き。
女性とメッセンジャーをしていると最初の10分くらいは単に嬉々としてチャットに興じる訳だが、時間が経過するに連れて「この人はそろそろチャットを打ち切りたいとか思ってるんじゃないか?」とかそんな事を考え出してしまう。こっちが新しい話題を振ったりしようものなら、「そろそろ止めようと思ってたのに!」とか思われつつも仕方無く相手をされてんじゃないか、とか。
これがハッキリと「これから用事が有るから。じゃ!」みたいに言う人ならまだ良いのだが、向こうは向こうで「そんな風に言うのも悪いしなぁ」とか考えられてたりする可能性を思うと、そんな(萌えな)女性に不快な思いをさせてしまっているという現状に、こっちが耐えられない。こうして益々メッセンジャーの恐ろしさを実感する訳である。
――と、似たような事を感じている僕のようなモテない男性は多いと思うのだが、実際の所はどうなんだろう?
今日は大雪だった、という事を記録に留めておこうと思う。
前回(SKIM OVER STORY 第7話『螺旋と告白』)/過去ログ
SKIM OVER STORY 第8話『救出』
――1990年10月6日(土)
「さてと……急げば追いつけるかな?」
学校の裏庭から下駄箱置き場を経由し再び校門を潜った僕は、先に帰った姉を追い掛けるべく黒いランドセルを手に持ち全力で走る準備をした。
「よぉし、行っくぞ!」
気合いを入れ、そして走り出す。走るのは好きだ。爽快である。しかし幾らも進まない内に――
「だ、誰かーっ! 助けてーっ!」
突然誰かの悲鳴が聞こえて来た。僕は咄嗟に辺りを見回すが、声の主は見当たらない。しかし今の声を無視する事は出来ない。確かに聞き覚えのある声だったのだ。
「もしかして……深沢君?」
僕は声の聞こえて来た方へ、周りをキョロキョロ見回しながら走って行った。そして暫く進むと――
「あ、いた!」
近くの駐車場に4つの人影が在った。1つは同級生である深沢周平のものだったが、残る3つはかなり年上の男――とは言っても精々、高校生から大学生くらいだが――のそれだ。
彼らは深沢を囲むようにして立っていた。1人はよろめいているようだが、健在な2人の内の1人は驚くべき事に金属バットを手にしている。これは明らかに深沢が襲われている――の図だ。
助けなくちゃ――思った時には身体が動いていた。
「うぉりゃあぁぁぁぁあ!」
叫びながら僕はバット野郎に向かって迷わず走り出し、そのまま跳び蹴りを喰らわせた。
モロに不意を喰ったバット野郎は両脚を縺れさせながら、それでもなおバットを杖代わりにして倒れるのを防ごうとする。が、こちらにとっては幸運な事にアスファルトの地面に対してバットが滑ってしまったようで、必要以上に無様な格好で転んでしまう事になった。
「平松!?」
「深沢! 一体これは――!?」
深沢と対峙していた男達は、はっきり言って不気味としか表現の仕様の無い雰囲気を携えていた。こいつらには決定的に――表情というものが無かった。
ゾクッ――
背筋が凍るような不可解さの内包。明らかに単なるチンピラじゃない。
「こいつら一体、何者だ!?」
深沢に視線を向けずに警戒したまま尋ねる。
「わ、分からない! 僕も突然襲われたんだ! 気を付けろ、一番左の奴はメリケンサックを装着してるぞ!」
メリケンサック!? 確か……指に巻く金属製の凶器。な、何なんだ、この3人組は!?
――何かがヤバイ。致命的なまでに。
逃げなければ。僕達は逃げなければならない。迅速に、確実に。だが、どうやって?
ふと気付けば、僕が駆けつけて来た時にヨロヨロとしていた男――メリケンサックの男は、未だに足元が覚束無くフラフラしている。訝しげに注視すると、奴は眼から大量の出血をしていた。深沢がやったのだろうか?
――よし、これなら。
「行くぞ!」
えっ?――という戸惑いを見せている深沢の左腕を強引に掴むと、僕は一目散に走り出した。ヌメリ、いう気持ちの悪い嫌な感触が手の平を介して伝わって来るが、敢えて気にせずに近くの大通りの方まで全力疾走した。
数分後――僕達は全力疾走に近い状態で人通りの少ない路地を駆け抜けた。そしてようやく賑やかな通りに面した区域に出る事が出来た。
「ここなら……大丈夫……だろ……」
息を切らせながら僕は言った。それに対して深沢は苦しそうな声で応えた。
「う、うん……ありがとう、平松君…でさ、悪いんだけど……手、痛いんだけど……」
僕は深沢の腕をずっと掴んだまま走っていたのだった。
「あ、わ、悪い」
慌てて手を放した僕は、自身の手を見てギョッとした。手の平が血で真紅に染まっていたのだ。見れば、深沢の左腕は大量の流血をしていた。
「お、おい、それ――!?」
僕が深沢の怪我をしている部分を指で示すと、彼も初めて気付いたのか驚いたようだった。袖を捲くると案外小さな傷口が露わになる。
「これは……そうか、メリケンサック野郎に殴られた時に……」
「メリケンサック……そういや、さっきも言ってたな。な、なぁ、一体お前、奴等と何やってたんだよ!?」
「何って……家に帰ってる途中にいきなり後ろから襲われて……」
「どうして?」
「さぁ……?」
返答は酷く頼りない。先程は何も考えずに深沢を助けたものの、今になって僕は恐怖を感じ始めていた。武器を持った人間にいきなり背後から襲われる――それはテレビのニュースでは聞いた事が有っても、現実の友人が実際に被害に遭うというのは、リアリティが全く違うのだった。
そんな事が実際に起こるんだ、という実感。そしてそれは自分もそんな目に遭うんじゃないか、という不安に成長していく。
「交番だ……交番に行こう」
今までこんな経験は全く無かったのでよく判らないが、やっぱり今の状況は警察に言うべきなんだろうと感じた。
「交番? ……そうか、そうだよな。あ……いや、ちょっと待ってくれ」
一度は納得したかのような表情の深沢だったが、すぐに何か思い直したのか、近くの交番に駆け込もうとしていた僕を引き止めた。
「何だよ?」
「やっぱり、警察に言うのは辞めよう。結局は無事に助かったわけだし、さ」
そんな事を言い出す深沢を、僕は信じられなかった。
「何言ってんだよ!? 『無事』って、お前のその腕の何処が無事なんだよ!?」
「いや、そうだけどさ……。頼むよ、今回は見逃してくれよ……」
深沢の台詞は、まるで何かの犯人のそれだった。
「どうして? さっきの奴等、知り合いだったのか?」
「いや、違う」
「じゃあ、せめて病院には?」
「病院……? うーん……。いや、やっぱり駄目だ」
「何か事情が有る訳か?」
「うん……」
「何だよ?」
深沢は暫く僕の顔――眼を見続けた。
「言えない」
その言葉に僕は怒りすら感じた。
「言えない? なんで!? さっぱり分かんねぇぞ!」
「とにかく言えない。傷の手当ては自宅でするさ。出血量ほど大した怪我じゃなさそうだし」
僕と深沢はその後もしばらく押問答を繰り返していたが、やがて僕の方が折れた。念の為、僕は深沢の家まで付いて行ったが、幸いな事に再度襲われるような事は無かった。
――これから8ヶ月以上も経った後、僕はこの時の判断を大きく後悔する事になる。此処とは異なる世界で。
次回、SKIM OVER STORY 第9話『神沼明日香』――2006年2月19日掲載予定。
今日は消防と救急の日だ、とか無いのかな?
問題解決に重要なのはアナロジー(類推)である。
知っている人も多いと思うが、以下のクイズを見て欲しい。
【外科医のパズル】
外科医が悪性腫瘍を治療しようとしている。しかし外科手術は不可能で、治療には放射線を用いなければならない。ところが腫瘍を破壊する程の強い放射線を当てると、放射線が通過する他の健全な組織も破壊されてしまう。健全な組織を破壊せずに悪性腫瘍のみを破壊するには、どうしたら良いか?
この【外科医のパズル】は初見の人には割と難しく、カリフォルニア大学の心理学者キース・ホリオークの調査に拠れば、このクイズの正解者は大学生で10%程度だったと言う。しかし次のクイズ(問題のみ)を見せる事で、正解率は75%まで上昇した。
【将軍のパズル】
将軍が他国を侵略しようとしている。討つべき国王の城の周囲には多くの道が延びているが、全ての道には地雷が仕掛けられている為に少人数しか通り抜けられない。しかし城を落とすには大人数で攻撃しなければならない。どうしたら良いか?
この【将軍のパズル】は比較的簡単で、多くの人が答えられるのではないか。即ち答は、「城に繋がる多くの道それぞれを少人数で通り抜け、城の手前で全員が合流する」というものだ。
【将軍のパズル】を初見で解ける人は多い。すると初見で【外科医のパズル】が解けなかった人も、次には自力で【外科医のパズル】が解けるようになる事が多い。ちなみに答は、「健全な組織に影響を与えない強さの放射線を、身体の様々な角度から悪性腫瘍に向かって当てる」である。
この【外科医のパズル】と【将軍のパズル】とは共通点が多い。言わば類題である。だから片方が解けると、もう一方の答も解る。しかし興味深いのは、「【外科医のパズル】を解けなかった人間が、【将軍のパズル】の問題を見ただけで解答に辿り着ける」という点だろう。つまり上の2つのクイズは類題とは言っても、その解き方を学んで初めて解けるようになる訳ではないのだ。
これは「初見で解けてしまうような易しい問題でも、学ぶべき点は存在する」という事を示唆している。特に数学を学ぶ際には、アナロジーが非常に重要だ。
以上より今日の結論。
問題解決に重要なのはアナロジーである。初見で解けてしまうような易しい問題でも、学ぶべき点は存在する。
鶏の唐揚が食べられた――それだけで幸せな日である。一方で世間はネガティブニュースばかりだった。
昨日は新年会だったのですが、かなりビールばかり飲んでいたので、今日は体調が良くないです。
すっかり受験シーズンである。算数や数学で「計算ミスが多くて無駄な失点が多い」と嘆いている受験生はいないだろうか?
計算ミスで悩む受験生は多い。僕の家庭教師経験から推察するに、9割くらいの受験生が試験の度に「計算ミスの所為で実力に見合うだけの点数が取れなかった」と感じているのではないか。
当然だが人間である以上、計算ミスから完全に逃れる事は出来ない。しかしこれだけ多くの人間が、実力的な落ち度以上に計算ミスをしてしまうハズが無い。となれば「計算ミスの所為で実力に見合うだけの点数が取れなかった」と感じている受験生の多くは、そもそもそんなに高い実力を持っていなかったのだと言わざるを得ない。
多くの受験生が行う計算練習というのは、精々が「毎日10〜20程度の計算問題を時間を計って行う」というレベルだろう。しかしこの方法で計算ミスを目に見えて減らすには、最低でも1年以上の歳月がかかると思う。3年くらいかかってもおかしくない。何故か。
1日15問の計算問題を1年間解き続けたとしよう。年間で約5500問である。これだけやれば誰でも計算能力が向上するように思われるかも知れない。しかし僕には疑問である。
“計算問題”と一口に言うが、その内容は驚くほど多岐に渡る。小学校では加減乗除という計算の基礎を学ぶが、例えばこの+−×÷という4つの演算それぞれに対してだけでも、整数や小数や分数などの場合が有る訳である。それらが複合する事も有る。中学高校になれば、根号や指数対数や三角比や微分積分なども絡んで来る。実は計算問題には、物凄く沢山のバリエーションが存在するのだ。
そのバリエーションの数が100種類程度だとしたら、年間5500問というのは1つの計算パターンに対して55回しか計算練習をしていない事になる。たった55問である。1日で出来てしまう量だ。これくらいで計算ミスが目に見えて減る訳が無い。
だから正直な話をすれば、数ヶ月で計算ミスを無くしたいと思ったら、1日100問をやり続けるくらいでないと厳しいのだ。「1日100問」と言われると、何だかとてつもない事を言われている気がするかも知れないが、慣れて来れば案外早く終わるようになるものである。そして計算を早く出来るようになる事が、後の思考力養成の為の問題を解く上でも有利となる。(以下の関連リンクを参照。)
関連リンク:「数学の実力差が顕れ易い理由」
以上より今日のイイタイコト。
本当に計算ミスを減らしたかったら、1日100問(以上)やる事。
今日は今年初めての焼肉食べ放題。久し振りだったので、かなり食べ過ぎた……。苦しい。
ところで焼肉食べ放題では、せめてラストにアイスなどの冷たい甘味を提供して貰えると嬉しい。その点、風風亭などはシャーベットなども食べ放題なので、非常に利用価値が高い。僕はいつも4つくらい食べる。
今日は13日の金曜日だ。
関連リンク1:「13日は金曜日になり易い」
――という訳で13日は金曜日になり易いのだが、そもそも13日の金曜日が縁起が悪いとされる根拠は、一般的にキリストが死んだ日だからと言われている。だが実際にキリストが死んだのは14日の金曜日だと言う。
しかしながら13日の金曜日が不吉だとする根拠は、他にも色々と有るようだ。詳しくは以下のサイトを参照して欲しい。
関連リンク2:「13日の金曜日にまつわる出来事」(『知識の泉 Haru'sトリビア』)
しかし「アダムが知恵の実を食べたのが13日の金曜日」と言われても、そもそも「アダムが知恵の実を食べた」というエピソードが事実ではない以上、幾らでも日付は偽装出来そうである。
知り合いに「見ていてむかつく。(お前は)さっさと自殺するべきだ」と言われてしまった。さて、僕は死ぬべきだろうか。
『2000年NHK学園生涯学習フェスティバル・松本短歌大会入選作品集』の中で、以下のような短歌が秀作として選出されている。
じわじわと 死への憧憬 湧き来たり 抗うつ薬を 飲み忘れゐて
鬱病であり頻繁に坑鬱剤を飲み忘れる僕には、死への衝動が湧く事は有る。しかし死への憧憬は存在しない。
人は死ぬ。何故、死ぬのか。エリザベス・キューブラー・ロスの『死ぬ瞬間 死とその過程について』に拠れば、人が死ぬまでの心理的過程には以下のような段階が有ると言う。
仮に“愛”が存在するとしても、そこに『真実の〜〜』という言葉が冠されただけで、「真実の愛」は存在しなくなる。
人は「真実の愛」とか「本当の自分」とかいったものを模索しがちである。何故、単純に“愛”や“自分”という単語ではなく、「真実の愛」や「本当の自分」という語句を用いるのか? それは自身が認識している“愛”や“自分”を、“愛”や“自分”として認めていないからだ。
――認識しているが、認めていない。
例えば“愛”は外部から定義される。しかしその定義を自分で信じていない。従って自分で定義し直そうとする。その際に既存の定義に於ける“愛”と、自分で信じられる“愛”とを区別する為に、後者を「真実の愛」などと呼称するのだ。
――自分で信じられる“愛”。それは、“信じたい愛”。
しかし自分で“信じたい愛”は、決して見付かる事は無い。もし見付かっていたら、それは「真実の愛」ではなく、単なる“愛”である。自分でも気付かぬ内に“愛”になっている。その時には外部からの“愛”の定義は既に改変されており、何の矛盾も起こらない。見付からないからこそ“信じたい愛”を探すのだし、従って逆に「真実の愛」は見付ける事が出来ない。
――絶対に見付からない「真実の愛」は、存在しないのと同じだ。カオス的にすら、現実に影響を与えない。
以上より今日の結論。
「真実の愛」は存在しない。
ここではないどこかを求め、自分ではない誰かになりたがる者は、つねに裏切られる。どこに行ってもそれは「ここ」でしかないし、自分以外の人間にはなれないからだ。 ――天瀬 啓介 (美濃牛 481頁)
気付けば1週間もかかって本を1冊も読めていない。そんなに集中力が落ちていたのか。焦ったので今日は2冊読んだ。
寒い日が続いている。「今年は寒いな」と思っていたら、本当に今年は観測史上でも稀に見る寒さらしい。特に朝の寒さは厳しい。夜は身体が温まっているから寒さにも耐えられるが、起きたばかりの朝は寒さに弱い。手の指先など、血液まで凍るのではないかと思うほど冷たくなる。
そんな寒い日の朝、バス停でバスを待っていたら、見知らぬおじいさんに話しかけられた。
おじいさん:「(9時)50分にならないとバス来ないんですね」
KASA:「そうですね」
9時40分の事だった。
咳をしたら、「お兄さん、タバコ吸うでしょう。しかも1日1箱くらいは」と見抜かれた。何やら医学的な説明をされた。要約すると、寒い日にタバコを吸うと良くないよ、という話。
おじいさんは料理人をやっていて、その間はタバコを吸えなかった。50過ぎに退職して、それから吸い始めた。吸い始めたキッカケは、「好きな女がね、吸ってたんだよね」との事。「あー、僕も一緒ですよ」と笑い合った。
「お兄さん、独り身?」
「学生なんですよ。(結婚は)まだですね」
「女はね、料理の上手い人を選びなさい。色事は1日1回だけど、食事は1日3回有るからね。料理が上手い方が重要だ」
「あはは、なるほど。確かにそうですね」
バスが来た。
今月2日の日記でリンクを貼ったサイトが閉鎖してしまったようだ。僕の書いたテキストと酷似した文章が書かれていたので、その比較をする為にリンクを貼ったヤツである。
結果的に、あれは僕のテキストをパクったものだったのだろうと思われる。本文自体は改変していたようだが、タイトルが酷似していたし、論理的展開が全く同じ箇所も数多く存在した。
僕のサイトはABOUTの『引用&転載について』で書いているように、サイト内の全ての文章が引用&転載OKです。悪用は禁止ですが貴サイトでの批判等は寧ろ歓迎します。その際に報告やリンクの義務は有りません。しかし「報告するな」と言う訳でもありませんというスタンスである。極端な話を言えば、テキストを丸々コピーして貰っても構わないし、その場合でも情報元としてリンクを貼る義務は無い。有り得ない話だと思うが、商用利用して貰ったって構わない。寧ろ僕が嬉しいだけである。
つまり僕のサイトのテキストはパクリOKなのだ。そして今回の件は「多分パクってるんだろうけど、でも細かな変更点が有るから並べて比べてみよう」と意図してリンクを貼った訳だ。そしたら閉鎖である。もしかしたら「やばい、パクリがバレた。どうにかしなくちゃ」とか思われたのかも知れない。その場合、僕がサイトを一つ潰してしまった事になる。
ここで僕が思ったのは、どういう考えでパクったのだろうか、という事だ。無断転載禁止のサイトなどからパクるのは不味いだろうが、ココは無断転載OKなのである。パクリがバレても堂々としていれば良いと思うのだが。(このサイトが無断転載OKだと知らなかった可能性は充分に有る。普通はサイトの注意書きなど読まないだろう。しかしその場合は無断転載禁止のサイトからパクるのと同じくらい不味い。)
僕が自分のサイトのテキストをパクリOKとしているのは、そもそも僕自身のテキストがパクリだからである。COLUMNに置いてあるテキストの5割くらいはネット上で見付けた情報だ。3割が僕の考察、残り2割が他のメディアからの情報である。勿論、多くのサイトではパクリOKとしていないので、そのままの状態で文章をアップする事は出来ない。そこで僕は「複数の情報源を組み合わせて新たな情報を生み出す」という作業を行う事で、世間一般で言う所のパクリを回避している(つもりである)。
実際の所、パクリOKとしていても、そんなに頻繁にパクられる事は無い。まぁ僕のテキストにそこまでの価値は無いからだろう。しかしそれでも、僕のようなサイトのテキストをパクる人は、どういう考えでパクっているのだろうか。せめてバレても堂々としていれば良いのに、とか思ってしまうのである。
以上よりイイタイコト。
パクるならバレても堂々と。ちなみに『complex fraction』はパクリOKサイトである。
昨日までの3日連続『古畑任三郎ファイナル』感想日記で疲れ切ったので、今日は休みます。飲み会が無くて寂しい日々です。
『古畑任三郎ファイナル』が遂に終わりました。敢えて「『古畑任三郎』シリーズが終わりました」とは書きません。書きませんが……これはもう余りにも「完璧な終わらせ方」ではないか、と。
第1夜『今、蘇る死』は、「ドラマ最高、番組宣伝最悪」。
第2夜『フェアな殺人者』は、「イチロー好演、脚本平凡、ニュートラルな意味での古畑集大成」。
そして第3夜『ラスト・ダンス』を表現するとしたら――
「トリック最低、駆け引き普通、しかしシリーズのラストとしては完璧」
今日は3日間の総括的な話を交えながら感想を書く事にします。まず3日間のドラマの中で、最も優れたストーリーは間違い無く第1夜『今、蘇る死』でした。あの番組宣伝さえ無ければ、ミステリーの傑作と言えるくらいです。だからドラマ単体として見た場合は、『今、蘇る死』が一番良かった(ハズ)です。第2夜『フェアな殺人者』は、シリーズの集大成としての役割を担いました。物語的には平凡だった感が否めませんが、フェアプレイの定義に対する徹底的な練り込みやイチロー出演による話題性などが光っていました。
そして第3夜『ラスト・ダンス』は――再び『フェアな殺人者』のようにシリーズ集大成的な演出が為されました。澤村藤十郎の回の話の挿入、陣内孝則の回のような被害者と殺人犯との関係、草刈正雄の回を思わせるような殺人、田中美佐子の回のような犯人の変身願望、桃井かおりの回のような捜査に於ける実験、市村正親の回のような水槽がキーポイントになる事、そして最後に古畑任三郎が自ら語った、今回の犯人と以前の犯人との共通点……挙げて行けばキリが有りません。
一方で、『今、蘇る死』のような本格ミステリ的なトリック重視の構成は、これでもかと言うほど完全に捨てています。僕は放送前の段階(昨日の日記)で、双子というと「AがBを殺して、その後AはBとして人生を歩む」という展開がアリガチですが、まぁそんな平凡な話ではないでしょうと書いていますが、正にその通りの展開になりました。当たり前ですが僕のような大してミステリーに詳しい訳でもない学生にも真相が事前に想像できてしまう事に、一流の脚本家である三谷幸喜が気付かないハズがありません。仮に事前に双子のトリックに気付かなかったとしても、被害者は物語序盤で悪女としての性質を露呈しています。そんな彼女が『古畑任三郎』の最終回と銘打たれた回で犯人役になる訳が無い。となれば犯人は確定されます。これは寧ろ逆に「敢えて驚くようなトリックは捨てた」と捉えるべきでしょう。
関連リンク:「三谷幸喜が語る、ミステリーとしての『古畑任三郎』」(『活字中毒R。』)
このリンク先を読み、そして『ラスト・ダンス』を見ると、三谷幸喜が力の限りに「古畑は本格ミステリとは違うんだ!」と叫んでいるのが見えるようです。勿論『古畑任三郎』はミステリーの一種です。ですから当然トリックにも期待されてしまいます。元々『古畑任三郎』は犯人がトリックに凝らない事で有名ですが、それでもやっぱり一般の視聴者は期待してしまうでしょう。だからトリックとしてはシリーズ最高と言っても良い『今、蘇る死』が有ったのではないでしょうか。その代わり、『ラスト・ダンス』ではそれを捨てたのです。
では何故『ラスト・ダンス』は鮮やかなトリックを捨てる必要が有ったのか、という疑問が浮かびます。これは極めて私情が強い意見ですが(と言うか、この3日間の日記は全て私情だらけですが)、『ラスト・ダンス』は“画”を見て貰いたかったのではないか、と。冒頭とラストのダンスシーン。特にラストのダンス……ラスト・ダンス。
古畑も犯人もダンスは踊れない。でも、それでも古畑はダンスに誘う。踊れない2人のダンス。人は何故踊るのか。上手いから踊るのか。それは違うでしょう。では何故なのか。ココの所は上手く言葉に出来ないのですが……。
個人的体験で申し訳無いんですが、僕もダンスは踊れません。(「ダンスを踊る」ってヘンな言い方だな。)でも、誘われた事が有るんですよ、ダンス。僕は「踊れないから」と言って断ったんですが、その時の相手は「それでも良い」と言いました。どうしてか僕には今でも分かりません。でも、その相手なら分かると思うんです。
よろしいですか、ここで重要なのは、「ダンスを踊れなくても踊りたいと思う人間がいる」という事です。その気持ちが残念ながら僕には分からないのですけれども、確かにいるのです。という事は、良いですか、よろしいですか、世の中にはそういう“気持ち”が存在する、という事なんです。僕にはその“気持ち”が具体的には分かりませんが、とても大切なもののように思えます。『ラスト・ダンス』は、その気持ちを表現したかったのではないか、と。それを、あのダンスシーンの“画”で表現したかったのではないか、と。
だから、ダンスシーンの“画”を際立たせる為には、他は目立ってはいけない訳です。これが『ラスト・ダンス』でトリックを捨てた理由だと、僕は考えます。考えてみれば、作中作であり『古畑任三郎』へのオマージュでもあった『ブルガリ三四郎』を全くストーリーに絡ませなかったのも、その影響かも知れません。普段だったら如何にもその中にヒントが混じっていそうです。それとも「背中は鏡が無いと見えない」というヒントだったのでしょうか。まぁそれはともかく。
となると当然、『古畑任三郎』の名物である犯人との駆け引きすら、目立たせてはいけない事になります。考えてみれば『ラスト・ダンス』の犯人は、犯行後にお粗末な事ばかりやっています。普段はしない慣れない事をし過ぎて、ヘマばかりでした。最終的には「やっぱり私には無理ね」と言う始末です。これでは古畑が駆け引きする必要性すら有りません。今回は2時間という尺で、しかも古畑の登場は他の類を見ないほど早い時間帯のものでした。その割には犯人と古畑とのシーンが少な過ぎではなかったでしょうか。駆け引きする必要が無いからです。
以上が第3夜『ラスト・ダンス』を「トリック最低、駆け引き普通」と称する理由です。では「しかしシリーズのラストとしては完璧」というのは何なのか。これはドラマを見た人ならもうお分かりですね? kasaでした。(お辞儀)
最後に呟き。
さて、3夜連続『古畑任三郎ファイナル』の感想を語る日記の2日目です。昨日、僕は第1夜『今、蘇る死』を「ドラマ最高、番組宣伝最悪」と表現しましたが、今日の第2夜『フェアな殺人者』を端的に語るなら、「イチロー好演、脚本平凡、ニュートラルな意味での古畑集大成」となります。
まずはイチローについて。現実の本人役という有利さは有ったものの、かなりの好演だったと思います。今まで歴代の犯人と比較しても、醸し出す雰囲気は遜色無いです。現実のイチロー特有の皮肉っぽい所が全くカットされていたのが残念でしたが、まぁドラマだし仕方無いでしょうね。三谷幸喜は書きたかったかも知れませんが。
脚本については平凡の一言に尽きました。悪い意味ではありません。何となく通常の1時間完結っぽい構成だった気がします。今回のキーワードは“フェアプレイ”でした。となると、何を以て“フェアプレイ”と称するか、という点が重要になって来ます。
作中で描かれたフェアプレイとしては、「基本的に嘘は付かない」「アリバイトリックなど用いない」「悪人である被害者にも助かる道を与える」「警察へのヒントとなるマッチを残す」などが挙げられます。これは一見、「とにかく何か事実を捻じ曲げたり強引な手法は用いたくない」という意味での“フェアプレイ”に見えます。しかしそうなると「殺人の後に指紋を拭き取った」という行為が納得できません。証拠隠滅ですからね。証拠隠滅は犯人側の当然の権利だ、という意味に取れなくはないですが、そうなると一方では「警察へのヒントとなるマッチを残す」という行為をしているので矛盾します。
この疑問を氷解してくれたのが「ワンサイドゲームになるのが嫌だった」という台詞でした。つまり作中に於ける“フェアプレイ”とは、「とにかく何か事実を捻じ曲げたり強引な手法は用いたくない」という意味ではなく、「ワンサイドゲームになるのが嫌だった」という事な訳ですね。よって必要最小限な嘘は付くし、あまりに強力なアリバイトリックは使えない、悪人でも一方的には殺せない、そして証拠はある程度残しておかねばならないが、指紋のような決定的過ぎる証拠は残せない、という結論が得られる訳です。
ただ、この『フェアな殺人者』に於ける最大のフェアプレイは、サインボールを地下駐車場に隠して来た事だったのではないかと思います。イチローは向島の優しさを知っていた。だから万一自分が追い込まれた時に、向島が自分を庇う可能性が高い。向島には動機も有るし、アリバイも崩される恐れが有る。自分が逮捕されなくても、代わりに向島だけが逮捕されてしまう可能性は充分に有った。そんな時の保険として、絶対的とは言えないにしても自分が犯人である証拠を残しておく必要が有った、と。それがあのサインボールの投球だった訳です。穿ち過ぎでしょうか?
という訳で脚本について誉めてばかりですが、しかし平凡です。『古畑』としては平凡なんです。決して悪くは有りませんが、第1夜『今、蘇る死』ほどの傑作とは、とても思えません。例えばイチローの「基本的に嘘は付かない」に関して、僕はもっと言葉のトリックを用いて「嘘を言わずにミスリードさせる」という手法を取るのだと思っていましたが、実際には都合が悪くなると逃げてばかりです。これは残念でした。そして、さらにその平凡さを演出しているのが、これまでの古畑任三郎の集大成を描いているかのような小ネタの数々です。
例えばイチローの「嘘は付かない」というのは沢口靖子の回と全く同じ性質です。舞台は風間杜夫の回で登場したバリトンホテル。時間内に特定の行動を取れるかの検証は、鹿賀丈史の回や桃井かおりの回にそっくりです。犯人の引っ掛け方(今回は多数のサイン入りグッズの中からボールを選ばせる)は、明石家さんまの回のリモコンや大地真央の回の付け髭に似ていますし、古畑がイチローを怪しいと思ったキッカケは、堺正章の回など何度も出て来る「犯人しか知り得ない事をウッカリさらっと話してしまった」系です。最後などは「それこそ『古畑任三郎』だ」という考え方も出来ますが。
これらは良い意味に取れば「如何にも古畑らしい」と言えますが、悪く取れば「今までのネタの使い回し」です。僕は両方の意味で取ろうと思うので、良くも悪くも「古畑集大成」と感じた訳です。
以上より今日の古畑任三郎ファイナル第2夜『フェアな殺人者』は、「イチロー好演、脚本平凡、ニュートラルな意味での古畑集大成」でした。残すは明日のみ。松嶋菜々子が双子として1人2役やるようですね。双子というと「AがBを殺して、その後AはBとして人生を歩む」という展開がアリガチですが、まぁそんな平凡な話ではないでしょう。期待。
僕は割と古畑任三郎ファンなんですよ。DVD全部持ってます。携帯のストラップも古畑任三郎です。怪しげな古畑任三郎考察本にまで手を出してます。
そんな僕にとって1月3日〜5日の『古畑任三郎ファイナル』は絶対に見逃せない番組な訳です。この期間のバイトは全て午前〜夕方に移動させました。準備万端です。
そして昨日、始まった訳ですよ。もう震えが止まりませんでしたよ。今日から3日間の日記は全て『古畑任三郎ファイナル』の感想に費やそうかと思います。この期間は相当に舞い上がったテンションになると思われますが、これもまた僕です。いつもと文体すら違いますからね。ちなみに致命的なネタバレはしない方向です。でもネタバレ自体はガンガンしますので、ビデオ録画してまだ見ていない人は気を付けて下さい。
昨日は第1夜『今、蘇る死』でした。ゲストは石坂浩二と藤原竜也。いやー、良かったですね。非常に良かったです。素晴らしかったです。今までのエピソードの中でも1,2を争うんじゃないでしょうか。僕は明石家さんまの回とSMAPの回が好きなんですけど、それに匹敵しますね。
最も良かったのは、藤原竜也が犯行時に余りにも頻繁にトリックノートを見返していたシーンです。彼は自室でも何回もノートを見ていたにも関わらず、それでも実際のアリバイトリック作成時にノートを見直していました。そこがですね、彼が例の箇所を記憶していなかった、という強力な根拠になってる訳ですね。好きな伏線が地味ですね。
後は藤原竜也の演技も良かったです。僕は彼の『愛なんていらねえよ、夏』というドラマでの役に惚れ込んでいるんですが、あのドラマや今回のように「場にそぐわなくても妙にニヤニヤした子供染みた演技」をするのが極めて上手いですね。ドラマ版『かまいたちの夜』の主人公だった時のような普通のキャラの演技は好きじゃないんですが。
しかしですね、今回の番組宣伝は最悪でした。「今回の犯人は最後まで分からない」というフレーズが事前情報で流れまくってましたけど、あれは駄目過ぎます。完全にネタバラシです。開始30分で真相に辿り着けてしまう程、強力なヒントになってしまってるじゃないですか。
「今回の犯人は最後まで分からない」と聞いて、僕は今回は恒例の犯人による殺人シーンを見せないでストーリーを進めるものだと思っていました。まぁアリガチですが、これなら正攻法ですよね。「今回の犯人は最後まで分からない」と言われても、何の想像も出来ません。
しかし実際には藤原竜也の犯行シーンが出て来るじゃないですか。僕はココで「あれ?」と思ってしまいました。だってこれで「今回の犯人は最後まで分からない」のだとしたら、『実は藤原竜也の犯行時に被害者は死んでいなく、その後に真犯人がトドメを刺した』か、『藤原竜也は人を殺したが、ドラマ的に実質的な真犯人は別にいる』という2つの可能性しか存在しないじゃないですか。しかも前者の可能性は描写的にどう見ても無かったですから、後者決定です。
となれば真犯人はもう1人のゲストの石坂浩二しかいません。実際には藤原竜也が殺人を犯しているが、実質的な真犯人は石坂浩二。これに2人の関係を合わせて考えれば、これはもうあの真相しか無い訳ですよ。藤原竜也の犯行が完結した時点で、それしか可能性が残されてない。
まぁ真相を予想できた所で、それは1ヶ所でしか機能しないのですが、そのシーンが余りにも大き過ぎます。そうですよ、誰もが驚いただろう、あの銃のシーンですよ。あのシーンで驚けなかったのは、とてつもなく大きな損失だと思うのですよ。
しかしそれだけ大きなマイナス要素を抱えても、ドラマは非常に楽しめたのです。これは事前の期待値が異常に高かった事と合わせて考えると、凄い事だと思います。期待し過ぎちゃうと肩透かしを喰らい易いですからね。あぁ、建物の改修工事のエピソードなんかも、とても良く機能していましたね。あれもノートの見返しと同じくらい良かったです。やはり地味な伏線が好きなようです。
という訳で僕的に第1夜は「ドラマ最高、番組宣伝最悪」という評価です。ではでは、今日の朝からのバイトに備えて僕は寝ます。また明日の感想で!
やめるんだ……もう『瞬間』を何からナニまで『刹那』って言い換えてかっこいい文章だと思うのはやめるんだッ!
そう言って色々斜めに構えて見たいお年頃なのかな? ゆまっちは。
世の中の常識的な大人の意見を否定すれば、反抗期の中高生に受けるだろう……とか思うのもやめるんだ……ッ! 知識も覚悟も無いくせに、権力は全て悪だとか言うな……! お前だって事件に巻き込まれたら警察権力に頼るくせに……ッ!
思想とか社会とかを批判すれば、何がなんでもかっこよくなると思う薄っぺらな御年頃なんだねー。でも、大人の人はちゃんとそういう社会批判を利用して面白いの書いてるよねー。 ――遊馬崎 ウォーカー & 狩沢 絵理華 (デュラララ!!×2 197頁)
やめるんだ……もう正月番組を何からナニまで「つまらない」と言い切るのがかっこいいと思うのはやめるんだッ!
そう言って色々斜めに構えて見たいお年頃なのかな? kasaっちは。
世の中の常識を否定すれば、何にでも反抗的なネットユーザーに受けるだろう……とか思うのもやめるんだ……ッ! 証拠も無いくせに、NHKは駄目だとか言うな……! お前だって大規模災害が起きたらNHKの特番を見るくせに……ッ!
世論とか世相とかを批判すれば、何がなんでもかっこよくなると思う薄っぺらな御年頃なんだねー。でも、大人の人はちゃんとそういう常識懐疑を利用して面白いの描いてるよねー。 ――kasa & ???
昨日と今日は本当に何の予定も無く、ずっと自宅でゴロゴロしている。もしかしたら足が退化してしまうのではないか、と心配になるほど歩いていない。実際、食事の時などに立ち上がると足がフラフラとする。ヤバイ。
そんな僕が何をやってるかと言うと、ネットをやっている訳である。普段と変わらない。まぁ今日は箱根駅伝を見ているだけマシかも知れない。どうでも良い話だが、箱根駅伝を見ると自分も走りたくなってくる。単純なヤツである。
昨日は箱根駅伝が無かったので、本当にネットばかりだった。主に小説を書く為の資料集めをしていた。現在『殺人鬼は女子高生』というタイトルの小説を書いていて、世界中の連続殺人犯や快楽殺人者のエピソードを読んでいた。正月から頭がおかしくなりそうだった。仕方無いので普通のサイトも巡回する事にした。
すると興味深いサイトを見付けた。『ピッキングハーモニクス』というサイトなのだが、このサイトと僕のサイトのコラムとを並べてみる。ちなみにこのサイトはブラウザの「文字のサイズ」を“小”以下にしないと、本文が下の方に位置されてしまうようなので注意して欲しい。
「女性は太り続ける」(『ピッキングハーモニクス』)
「太り続ける女性」(『complex fraction』)
「激減する処女」(『ピッキングハーモニクス』)
「希少化する処女」(『complex fraction』)
「急増する離婚者」(『ピッキングハーモニクス』)
「離婚件数の増加」(『complex fraction』)
「愛に国境は無い」(『ピッキングハーモニクス』)
「愛は国籍の壁を越える」(『complex fraction』)
「日本人はセックスパートナーに飽きやすい」(『ピッキングハーモニクス』)
「セックスパートナーを換え易い日本人」(『complex fraction』)
リンク先のサイトは図とかグラフとかを多用しているので、僕のサイトよりもかなり読み易いハズである。僕も図とかグラフとかを作ってみたいが、そんなモノを作るスキルが全く無いのが問題だ。
皆さん、明けましておめでとうございます。今年も勝手なペースで勝手なテキストを書いていきますが、宜しくお願いします。
2005年を振り返る為に、「2005年BESTテキスト」をランキングしてみました。ちなみに「2004年BESTテキスト」なんてのも有りますので、よろしければどうぞ。
【反響の大きかったテキスト】BEST5