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究極の愛とは“腹上死”

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北野武監督は映画『Dolls』を完成させた際の記者会見で、「監督にとって究極の愛とは?」と質問され、「“腹上死”です」と答えたそうだ。

“腹上死”とは元来、セックス中に男性が女性の腹の上で死に至る事を指した言葉である。これによれば、正常位でのセックスでしか“腹上死”は有り得ない訳だが、実際には他の体位(例えば騎乗位とか!)だったり、女性側が亡くなった場合でも、“腹上死”という言葉は使われるらしい。要はセックスが原因で死んでしまう事は全て“腹上死”と呼ぶ訳である。

ただ「セックスが原因」とは言っても、正にその最中に死ぬ事は稀で、本当に危険なのは行為が終わった直後らしい。その際に血圧が上がり過ぎて脳溢血を起こしたり、心拍数が上がり過ぎて心拍異常が起こったりする訳だ。“腹上死”で死ぬのは圧倒的に男性が多いが、何か納得出来る気がする。“あの瞬間”に“果てて”しまうのだろう。

また、“腹上死”で死ぬ男性の75%は、年下女性との不倫中だったというデータが有る。果たして、どれくらいの男性が年下女性と不倫しているかが分からないと何とも言えないが、どう考えても世の中の男性の75%が年下女性と不倫している、という事は無いだろう。ならば、年下女性と不倫している男性は、“腹上死”に注意しなければなるまい。

以上より結論。

年下女性と不倫している男性は、“腹上死”に注意しなければならない。というか、不倫をするな。

ちなみに自慰行為でも、“腹上死”同様の死に方をするケースが有るらしい。自慰行為による死者の数は、“腹上死”による死者の数の1割程度になるという。もしも僕がそんな状態で死んでしまったら、その後に家族に発見される事を考えると、死んでも死に切れない。


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