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ブログによる一般人の芸能人化

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多くの国民がブログやホームページを持つ事で、一般人が芸能人化してプライバシーが流出する。

ブログやホームページに書かれる事の多くは、日常生活で起こった出来事などだ。かなり詳細な内容を書く人も多い。一種のプライバシーを公に晒している訳だが、自分がした事について書くのであれば、何の問題も無い。しかし例えば、「今日は○○という友人と××に行きました」的な事を書く場合には注意が必要だ。と言うのも、「その友人が××に行った」というのは他人のプライバシーである筈であり、本来は無断で公開しては不味い情報だからである。

「まぁ『一緒に何処かに行った』くらいの情報は良いじゃん」と思う人は多いかも知れない。しかし正月にハワイ旅行に行ったりとか、ディズニーランドでデートしたりとか、そういう軽いプライバシーを週刊誌やワイドショーで報道されるのを嫌がる芸能人は多い。正直、僕はその程度のプライバシーの流出は、嫌がる程ではないと思う。しかしそれでも芸能人がその手の報道を嫌うのは、理由の一つとして“プライバシー報道の過熱化”が有るからではないか。

例えばディズニーランドでデートしているのを発見された芸能人は、次にはラブホテルの出入りをチェックされたりする。“決定的瞬間”というヤツを撮る為だ。ハワイ旅行に行っても、現地で誰と会ったとか、そういう所まで調べ上げられる。そして報道される。多くの芸能人は、これが嫌なのだろう。

本来は冷静を要求される報道メディアですら、この有様である。これが個人で運営されるブログやホームページだったらどうなるか。最初は何気無く「今日は○○という友人と××に行きました」というレベルだった内容が、何時の間にか無意識の内にもっと内面に入り込んだ事項になって来るのは必然に思える。実際、僕は何の変哲も無い普通の大学生だが、知り合いに送信したメールがそのままコピー&ペーストされてブログに掲載されたりしている。既にプライバシー流出の過熱化は、身近な所でも起こり始めているのだ。

以上より結論。

多くの国民がブログやホームページを持つ事で、プライバシー流出の過熱化が起こり、一般人が芸能人化する。


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