2002年05月31日(金) クローン人間logic 本当は前から温めてた「数字のトリックlogic」にしようと思ってたんだけど、あまり時間も無いので。 今年中に世界で初のクローン人間が誕生するらしい。 まあ、現在の科学技術の言う処の「クローン」とは、SFなどで話題とされるような、「生命を無から作り出す」というモノとは程遠いため、各国政府の対応も(一応、法規制をしている国もあるが)あまり本気ではないように感じられる。 科学はしばしば「禁忌」に触れるような分野で大きく発展することが多いため(原爆の研究とか)、まだしばらくは脅威にならなそうな技術は科学者の自由にさせておいた方が国益になる、という考えがあるのかもしれない。 クローン技術が一般人に嫌われる大きな原因は、確かに純粋な人間とは異質なはずなのに、表面上、純粋な人間とまったく変わらないような人間が作れてしまう可能性がある、ということだろう。 誰だって自分のドッペルゲンガーを見たら嫌な気分になる。 クローン技術には、そんな怪奇現象のようなことを現実化するだけの力がある(と、少なくとも考えられている)。 もう一つ、脅威に感じるのは、いかにも漫画的発想ではあるが、クローン人間で世界が埋め尽くされたらどうしよう、というものではないか。 ここでは一定の条件の元で、クローン人間がどのくらい増えていくのかをシミュレートしてみることにする。 まず、クローン人間が量産体制に入るのを2030年としよう。 そして、年間に作り出されるクローンは1000体とする。 これは、仮にクローンが法的に認められたとしても、人口問題その他から、かなりの厳しい審査が課せられると予想するからである。 そしてクローンには基本的人権が認められる。 したがって、結婚して子供を産むことも出来るとする。 簡単のため、28・32・36歳で子供を一人ずつ産み、75歳で死ぬものとする。 またクローン同士では結婚はしなく、クローンと純粋人間の子供はクローンと考える。 すると彼らの人口推移は下のようになる。 西暦 生産数 出生数 死亡数 人口 2030 1000 0 0 1000 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2057 1000 0 0 28000 2058 1000 1000 0 30000 2059 1000 1000 0 32000 2060 1000 1000 0 34000 2061 1000 1000 0 36000 2062 1000 2000 0 39000 2063 1000 2000 0 42000 2064 1000 2000 0 45000 2065 1000 2000 0 48000 2066 1000 3000 0 52000 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2085 1000 3000 0 128000 2086 1000 4000 0 133000 2087 1000 4000 0 138000 2088 1000 4000 0 143000 2089 1000 4000 0 148000 2090 1000 6000 0 155000 2091 1000 6000 0 162000 2092 1000 6000 0 169000 2093 1000 6000 0 176000 2094 1000 9000 0 186000 2095 1000 9000 0 196000 2096 1000 9000 0 206000 2097 1000 9000 0 216000 2098 1000 11000 0 228000 2099 1000 11000 0 240000 2100 1000 11000 0 252000 2101 1000 11000 0 264000 2102 1000 12000 0 277000 2103 1000 12000 0 290000 2104 1000 12000 0 303000 2105 1000 12000 1000 315000 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2113 1000 12000 1000 411000 2114 1000 13000 1000 424000 2115 1000 13000 1000 437000 2116 1000 13000 1000 450000 2117 1000 13000 1000 463000 2118 1000 16000 1000 479000 2119 1000 16000 1000 495000 2120 1000 16000 1000 511000 2121 1000 16000 1000 527000 2122 1000 22000 1000 549000 2123 1000 22000 1000 571000 2124 1000 22000 1000 593000 2125 1000 22000 1000 615000 2126 1000 29000 1000 644000 2127 1000 29000 1000 673000 2128 1000 29000 1000 702000 2129 1000 29000 1000 731000 2130 1000 35000 1000 766000 2131 1000 35000 1000 801000 2132 1000 35000 1000 836000 2133 1000 35000 2000 870000 2134 1000 38000 2000 907000 2135 1000 38000 2000 944000 2136 1000 38000 2000 981000 2137 1000 38000 3000 1017000 2138 1000 39000 3000 1054000 2139 1000 39000 3000 1091000 2140 1000 39000 3000 1129000 2141 1000 39000 4000 1165000 2142 1000 40000 4000 1202000 2143 1000 40000 4000 1239000 2144 1000 40000 4000 1276000 2145 1000 40000 4000 1313000 2146 1000 44000 4000 1354000 2147 1000 44000 4000 1395000 2148 1000 44000 4000 1436000 2149 1000 44000 4000 1477000 2150 1000 54000 4000 1528000 2151 1000 54000 4000 1579000 2152 1000 54000 4000 1630000 2153 1000 54000 4000 1681000 2154 1000 70000 4000 1748000 2155 1000 70000 4000 1815000 2156 1000 70000 4000 1882000 2157 1000 70000 4000 1949000 2158 1000 89000 4000 2035000 クローンが100万人を超えるのは生産され始めてから100年以上経ってからである。 しかし100万から200万になるのにはわずか20年程度しか要していない。 ところが、これは今までの(人間の人口増加の)歴史から見て、けっして驚くべきスピードではない。 これは、クローン一体あたり、子孫を3人しか残さないと仮定したからである。 というのも、クローンを持つのは一部の上流階級だけと考えられ、そのクローン自身もある程度は経済的に苦しくない階級に属すると思われるからである。 ところが、時間が経てば、そんな仮定は崩れ、クローンが貧困層に属するようにもなるだろう。 すると恐らくクローンにも多産の傾向が見られ、やがてはクローンの人口爆発に至ると考えられる。 上の表のスピードはあくまでも最低限のものでしかないのである。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月30日(木) 当惑の代償 昨日は議論になりそうな事を白黒付けないでアイマイにしてきた。 僕は結論を知っている側だったし、相手は分からない事を気にしないと公言している人間だったので、問題は起こらない。 いや、これは楽だ。 逆の立場なら怒り狂うが。 まぁ考えてみたら、世の中の人間のほとんどは、なぜ積分すると面積が出てくるのか、なんて気にしてないわけで、しかし僕の場合はピタゴラスはどうして三平方の定理を思いついたのか、という処まで気になって気になって仕方が無いのである。 つまりは、そうゆうことか。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月29日(水) 理想論と最善論と正義論と諦め論 タイトルを決めた後、本文を二回も書いたのですが、そんな文章の意味なんか軽く吹き飛ばしてしまうようなすばらしい理論を発見してしまい、ここ数日のユウウツな気分を一気に解消してしまいました。 現在、数年振りの快感を味わっております。 今の僕の頭の中はきっとドーパミンだらけ。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月28日(火) コジコジ3巻が売ってないんだけど 実は風邪ひいててけっこう辛かった。 だから今日はお休みの日。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月27日(月) 冷静が集中に劣る時 純粋数学者たちがこの世の全てを理解し、純粋物理学者たちがそれを一つの公式にする。 あぁ、なんてワクワクする事だろう。 僕たちはアナログに創られ、そして僕たちはデジタルにしか扱えないけれど、アナログとデジタルの境界を消してしまえる方法を僕は知っている。 アカシック・レコードの完成のためには無駄な事なんか一つも無く、しかし全てを知る必要がある。 もし、そんな事は出来ないと言われたら、それは僕に死ねと言っているのと同じで、でも逆に僕だって・・・ しかし。 どう思おうとそいつの勝手だが、それを言葉にしたら、戦争だ。 ――カイジ -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月26日(日) 五十歩百歩 五十歩と百歩って同じかな? -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月25日(土) 僕は僕は僕は あんなにISDNよりADSLの方が良いよと、料金体系・通信スピード・メジャー度・デジタル化後のアナログ化は難しい事など全て説明したのに「そんなスピード要らないよ。今ので充分速いもん。そんな大きな容量のはダウンロードしない」と言って否定したのは誰ですか? ところで皆さんは携帯のネットはあまりしないみたいですね。 便利なのに。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月24日(金) 近似面の連続性 やっとバイト終わった。疲れた。 例え内心はどうあれ、少なくとも表面上は平然としてるDonoはすごいと思った。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月23日(木) 留まる事を知らない受難 暗幕が足りない。もっともっと早く動くべきだった。 はしごを持っていけない。はしごがかなり大きいのは分かっていたはずで、トラックのサイズの問題に寸前まで気付けなかったのは、まだまだ想像力が足りないと自認。解決に21000円の出費。 立て看の危機。木材が足りないのは、去年までどうやっていたんだろう?マニュアルの嘘にはうんざりだ。一から新しく作ってやる。しかも捨てられそうになった。慣例を盲目に信じてしまった。思考力の欠如の再認識は僕にとってかなり苦痛だ。 何処でこんなにも間違えちまったんだろう? -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月22日(水) 全財産は二ヶ月で三分の一になりました 今日は大学に着くなり一女に挨拶をされ、それだけでそれなりに気分は良かったんですが、時間が経つにつれて気分は沈んで行き、バイト終了後にはしばらく夜の街を排回する始末。 いかんいかん。今日、体力を消費してどうするんだ。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月21日(火) UNKNOWN やはり僕にはプログラムとかHTMLとかは無理なようです。 自分の能力の無さを痛感。 この情熱はもう帰って来ないかも知れない。 急速に沈んで行く気持ち。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月20日(月) 二人協力ゲーム 最近は辛い事があると、それから目を背けて平静を保つ事が多い。 真正面に立ってマトモにぶつかって乗り越える事をしなくなったのは、自分の力だけでは決着をつけられない問題が増えて来てしまったから。 頑張ろうとしても、他人から見ると「気にしなけりゃ良いじゃん」って事らしい。 いや、君は気にならなくてもね、僕は気になるのだよ。 ・・・誰か均衡点を見つけて下さい。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月19日(日) あー疲れた 昨日のリハは良かったです。 今日の立て看作業もまぁ良いでしょう。 しかしその後ショックな事件が。 さらにその後、占いをやってみると、自分の結果はどーでも良い結果が出たんですが、他人にすごくウツな結果が出ていて、一気にテンションが下がったのでした。 仕方無く、ロゼワインを飲んで気分を紛らわせます。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月18日(土) 何者にも侵されぬ強さ 私は周囲から影響されないよう堅くなに身を持していたが、結局はそれが自分の為になった。 ――ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン 偉大な人間は冷たく、頑固で、躊躇わず、人の意見を怖れない。彼には、尊敬したりされたりする徳『畜生の群の徳』全てが欠けている。(中略)彼の心の中には、褒める事も咎める事も出来ない、孤独が住みついているのだ。 ――フリードリッヒ・ニーチェ 今日はリハーサルです。 特に書く事が無いようにしたいなぁ。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月17日(金) パニック・ブレイン 日本代表が決まったり、プレステ2やXBOXが値下げしたり、長者番付が発表されたりしてますが、そんな事は関係なしに僕の頭はこんがらがっているのです。 まぁこの感覚は嫌いじゃないんですがね。 小さな子供を連れた、この辺の主婦と思われる女性数名が吉野屋で牛どん弁当を買って行きました。 今夜の夕飯でしょうか? 時代も変わったもんです。 雨の日はユウウツです。 これは本来の感情なんだろうか? -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月16日(木) でも『忘れた事』は『覚えてる』んだよなぁ〜 ここ数日、色々書きたいことがあった筈で、まぁ、今までは携帯更新だったから書かなかったんだけど、って話題はとっくに僕の頭からは消えてしまっていました。 3つくらいはネタがあった筈なんですが。 記憶力の無さがこんなところでも伺えますね。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月15日(水) ncからwindowsへ 日本語入力のトラブルのため、ついにウィンドウズを起動。 なんとか使い方は分かりそうです。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月14日(火) 女性の言う「可愛い」はまったく理解出来ないが 意外な事に僕が本を買う時に重視するのは、作者名とタイトルである。 と言っても、ネームバリューが有るかどうかとか、そうゆう事ではなく、単に語呂が良いかどうか、が大切なのだ。 時雨沢恵一の『キノの旅』なんかがそうだ。 周りの人の評価が良くて読み始めた作家もいるが(高畑京一郎とか)、それにしたって、名前やタイトルが気に入らなかったら読まなかっただろう。 そうゆう意味では宮部みゆきなんかはそろそろ読むかも知れないし、僕の周囲ではかなり好きな人とアンチな人がたくさんいる森ナントカ(名前忘れた。)は名前もタイトルもイマイチなので読まないで一生を終えそうである。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月13日(月) 謎のメール再び 知らないアドレスからメールが来たのは、これが三度目です。(広告メールは除く) まぁ一回はイタズラでしたがね。 あの怨みは一生忘れないと思います。 さて今度の人もよく分かりません。変な奴です。 僕のアドレス、呪われてるんでしょうか? -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月12日(日) 残るはファントムと免許皆伝 キングダムハーツの隠しエンディングは見れたが、思ってた以上に謎が多い。 フードの男はリクだろうし、海辺の少女はカイリだろうけど、何かムービーの質が違う気がした。 最初は違うソフトの宣伝みたいって思った。 でも「ソラは何処だ?」って台詞や『裏アンセムレポート』などの大量の単語は確かにキングダムハーツ自身か又はその続編を示しているだろう。 キングダムハーツはヒットした(70万から80万くらい)から、続編が作られる可能性はかなりある。(でも赤字かも知れないけど) スクウェアだし、来年中には出るかな? -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月11日(土) 名言は好きです 会話は互いの理解を深めるが、孤独は天才を育む学校だ。 ――エドワード・ギボン 誰だか知らないけど。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月10日(金) 怖くないホラーもアリかな そういえば、映画『アザーズ』を見た感想を忘れていた。 ラストは良かったけど、ホラー物と思って見ると期待外れかも知れない。 あんまり恐くないし。 少し間延びしてる感じもするし。 佳作って処かな。 観客はいっぱいいたけど。 明日はコナンを見に行こうっと。 P.S. 結局、行けず・・・ -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月09日(木) 奇形と正義感と統合失調症 今日の日記は、ある特定の思想を持つ方々には苦痛となりうるテキストであることを最初に明示しておきます。 今日はかなりショッキングな映像を見てしまいました。 ロンドンで生まれた赤ちゃんの映像でした。 僕は最初、双子の赤ちゃんだと思いました。 よく似た二つの顔があったから。 でもそれは勘違いでした。 その赤ちゃん達には、下半身が一つしか無かったからです。 まるで、一人の人間のお腹からもう一人の人間が生えているかのような状態でした。 赤ちゃん達には心臓が一つしかないそうです。 心臓が一つだと、二人分の脳に十分な酸素を送ることが出来ず、このままだとそう遠くない内に二人とも死んでしまうそうです。 そこで医師団は、一人を殺してでももう一人を助ける事にしたそうです。 繋がっている二つの体を切り離す、ということです。 どんなに辛い決断だったか知れません。 医師にとっても親にとっても。 しかし悲劇はこれだけではありませんでした。 一つの心臓が二人分の体と繋がっているため、構造が通常よりも複雑になっている上、もともと赤ちゃん達の体力が低い事もあって、その手術の成功の確率はほとんどないそうです。 手術の失敗は、二人の確実な死を意味します。 人間とは、時に偉大で、時に愚かで、時に無力です。 深いやるせなさを、僕は確かに感じました。 深い悲しみを、僕は確かに感じました。 しかし一方で、僕はとんでもなく非人間的なことも感じてしまっていました。 恐らくそれは、「常ならぬモノ」を目の前にした研究者なら、誰しもが考えることに違いありません。 それが倫理上許されるかどうかは別にして、僕はそれは許されるモノではないと感じています。 それなのに、どうしてこのような自己矛盾が起きるのでしょうか? このような思考は精神分裂していると起きやすくなるそうです。 僕がそうなのか? -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月08日(水) 応用倫理は休講だった 2月24日の「死ぬかと思った」及び、5月5日の「夢logic」をようやくアップ。 いや、長かった。 今日は突然、プロ野球見に行こうと誘われたんだが、当日の5時に言われてもねぇ。 「ビューティフル・マインド」の書籍を購入。 小説というよりは伝記? ハードカバーで約600ページ。 ゆっくり読みます。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月07日(火) もっと有意義を求めないと 今日は朝起きたのが九時と遅かった割に、昼寝もしてしまいました。 最近週休六日状態なくせに疲れがかなり溜まっているようです。 駒込駅近くに新しくラーメン屋がオープンしたらしく、しかもなかなか美味しそうな写真を載せた広告を見つけたので、一度食べに行きたいなぁと思うんですが、そんな事言いつつ結局行かないのが僕ですね。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月06日(月) 気付けばゴールデンウィーク最終日 結局、何処かに行く事も無く終わりを迎えそうです。 まぁ外出は好きじゃないので、そんなに残念じゃないんですが。 むしろ気になるのは、また朝から腹痛に襲われており、駒場まで耐えられるだろうか、という事です。 ちなみに今は池袋。 これはもう絶対、自宅での食事バランスがオカシイからに違いありません。 五食連続で魚でしたよ。 それもようやく今朝途切れましたが。 ちなみに朝食はコンビーフでした。 夕飯に、シャケの切り身と御飯だけがポンと出されるくらいは当たり前の家庭だから、それも仕方無いですね。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月05日(日) 夢logic 以前から何度も書いているが、僕は、夢と現実は階層が異なるだけで同じ次元である、という立場を取っている。 つまり夢と現実について、相対的な位置関係からしか議論を出来ないわけである。 ただしこれは夢と現実を同一直線上にあると考える、ガイナックス的理論とは多少異なる。 彼等は完全な一次元の枠内で全てを完結させようとしているのに対して、僕は有限面(円と考えて貰って何ら問題は無い)の重ね合わせという極めてイビツな(不完全な)三次元世界まで対象を拡げているからだ。 これらは何が違うかというと、前者は(夢の)全体集合においてのみ無限性を認めているが、後者は個々の(夢集合の)要素自体を無限集合の任意部分集合とする事が出来る、ということだ。 もう一つの相違点は、前者が現実のみならず、夢の世界にまで他者の介入を許しているが、後者はそれを現実世界だけに留めている、という点である。 このどちらの理論が正しいかは分からないが、ただ、僕の考え方にも論理の陥穽はある。 その最も大きなモノは、『夢と現実について、相対的な位置関係からしか議論を出来ない』と言っておきながら、その相対性を表すためには座標軸が一本足りない処だ。 僕の理論を完全にするためには少なくとも4次元の世界を完全にイメージ出来なくてはならない。 世界でもトップクラスの数学者達は4次元を具体的にイメージすることが出来るらしい。 僕も一度、訓練しようとしたことがあったのだが、それは失敗に終わってしまった。 だから僕には自分の理論が正しいのかどうか確かめることが、残念ながら出来ない。 無念である。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月04日(土) 春連 春連には行きたかったのですが、行けなかったのは、何者かの悪意が働いたからに違いありません。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月03日(金) ことごとく覆される予定 どの程度、重要視しているのかは知らないけれども。 駒場近くのカレー屋さん、そんなに美味しいかな? 僕がいつも頼むシーフードカレーだけが悪いのか? たまには僕が自分から予定を覆してみるのも面白いかも知れない。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月02日(木) もうすぐ完結らしい サザンアイズって漫画がありますが、僕はけっこう好きなので、最近出たワイド版を買ってしまいました。 二冊で1250ページ。 長い、というより厚いです。 -------------------------------------------------------------------------------- 2002年05月01日(水) 考えなきゃ 俺は偶然も2つまでなら許す事にしてるんだ。でも3つは許さない。きっとそこには何らかの必然があるんだ。 ――松井刑事 他人に対して、ある種、決定的な影響を与えてしまうのが嫌いなので、何かを教授すべき時でも何処か中途半端な発言しか出来ない。 いくつかの選択肢の中で迷っている人がいて、横から見ていて余程の差が無ければ、助言すらすべきでないと思ってた。 今では、この考え方が主流派ではない事は理解した。 でも、最後の決定権が本人にあるとしても、助言しちゃったら本人がその分、考えなくなっちゃうんじゃない? っと。