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2003年10月

DIARY MAIN

2003年10月31日(金) サークルで自宅を知られたのは5人目かな?

とあるコンセプトの下で飲みに行きました。そのコンセプトってのは今年の5月3日の飲み会の面子(但し、一部違い有り)の事ですが。
あの時は皆が信じられない位に飲みましたが、今日は僕が有り得ない位に飲みました。それでもH君やU君の方が飲んでるってのが信じられません。前回の反省を活かして女性陣は飲んでくれませんでした。そこまで前回の反省を活かさなくても。

僕は酔うと気持ち悪くなるタイプでして、普段はその御陰で飲み過ぎにはなり難いんですけど、今日は初めて味わう酔い心地です。うーん、何て言うか、「意識ははっきりしてるけど足に来てる」ような。
“意識ははっきりしてる”ので普通に帰れると思っていたのですが、傍から見てるとそうではなかったようですね。まさか年下の、しかも女の子に自宅まで送られるとは思いませんでした。
「飲ませちゃったんで」って、僕は君に飲まされたんではないと思います。優しい女の子は良いですね、N君。この対偶を取れば、嫌いなのは優しくない女の子です。意味不明。何となく対偶を取りたくなったんですよ。照れ隠しだと思え。(←これも意味分からん)

現在土曜日の午前2時でして、バイトまでも時間は8時間を切りました、これから昨日の日記を書くと思います。


2003年10月30日(木) 酒の相性

久し振りに飲酒。氷結ピーチ350mm。1時間ダウン。
なんで? なんでこんなに弱いの?

最近、サワーより日本酒やワインの方が強い気がする。


2003年10月29日(水) タイトル付けるの面倒だなぁ

中国語、人数少な過ぎで毎回指名されます。元々25人くらいのクラスなのに、5,6人休むもんだから・・・。
僕なんかもう発音が少しでも詰まったら教官がすかさず正しい発音を教えてくれるようになりましたよ。って駄目じゃん。
来週は英語も中国語も休講らしいので精神的苦痛が少しは和らいだ一週間が送れそうです。


2003年10月28日(火) H2の影響だろ

数学の内容を日記で書くのは面倒で困りますね。今日はまぁ一昨日簡単にやった事をしっかりとやったくらいでした。(つまり、代数学の基本定理まで)

最近は以前の∞倍の勉強していると思う(以前が0だったから。)のですが、何故か漫画や小説を読む量も増加しています。頻繁に外出するようになったので、帰り道とかで毎日のように買うんですね。今日はあだち充のH2の廉価ワイド版を2冊買いました。1冊500ページで600円はお得です。
しかし不思議なのは、
・今までより勉強している
・今までより読書している
・今までと同じだけ寝てる
・今迄の様にバイトしてる
という生活が何故成立しているのか、という事です。“今まで”は何だったんだ、“今まで”は?


睡眠時用のブラジャーという物が発売されるそうです。え、そんな、寝てる時まで着けられたら面白くないじゃないですか。


2003年10月27日(月) これだけ

頭働かず。駄目。眠い。


2003年10月26日(日) そろそろ難しくなって来た、という事か

今日は実積分を複素積分を利用して解く、という計算問題ばかりやりました。朝からやって小問が3問進んだら夜になっていました。此処まで結構妥協無く丁寧に進めて来たので模範解答は簡単に理解出来るのですが、「どうしてそういう解法が思いつくのか」を考えてたら文字通り夜になりました。
やったのは、(sinx)/xの0〜∞までの積分、(sin(x^2))/xの0〜∞までの積分、(cos2θ)^(2n)の0〜2πまでの積分です。まぁ実はこれだけだったらそんなに問題無かったんですが、次に「フレネルの積分を証明せよ」という問題があって、これがどうにも・・・。
まず(sinx)/xの0〜∞までの積分は、原点中心半径Rの円周の上半分(左回り)→−R〜−r→原点中心半径rの円周の上半分(右回り)→r〜Rというように積分路を取ってやればよく、次に(sin(x^2))/xの0〜∞までの積分は、原点中心半径Rの円周の第一象限(左回り)→Ri〜ri→原点中心半径rの円周の第一象限(右回り)→r〜Rというように積分路を取れば良い。じゃあsin(x^2)の0〜∞までの積分は、どう積分路を取るのか、という。
e^(i(z^2))を関数に取れば良いのは分かります。今回は原点でも正則ですからわざわざ半径rの円周は考えなくても良いのも解答を見ずとも分かりました。でも、その他の部分(積分路)がどうして(sin(x^2))/xと同じように出来ないのでしょうか? 模範解答では0〜π/4までの円で考える事になっています。確かに(sin(x^2))/xと同じように0〜π/2の円では出来ませんでした(いや出来るぞ、という人がいたら教えて欲しい)。
今の所、積分路の偏角はsinの部分だけでなく、分母も影響を与えてるんだ、という予想をしていますが、これがどのように影響を与えてるのかを考えない事には他の問題を自力で解けません。明日に持越しです。
ところで今日はあまりにも進まなかったので、深夜になってからコーシーの積分表示、モレラの定理、リューヴィルの定理、代数学の基本定理の証明だけを軽く理解しておきました。代数学の基本定理はリューヴィルの定理を用いて証明されているのですが、リューヴィルの定理が既に代数学の基本定理を仮定しているような気がしてなりませんでした。これも明日以降か・・・。


2003年10月25日(土) お前が間違ってるんだ!

コーシーの積分定理をやりました。でもC1級を仮定した証明は数学科的には良くないようです。でも僕がやってる本は数学科用のテキストではないので、グリーンの定理(ストークスの定理)とコーシーリーマンの関係式を使ってサクッと証明する方法しか書いていないので、とりあえずこれで。これだと簡単過ぎますね。
その後、単連結でない、ただの連結領域に於ける単純閉曲線に関する積分方法を学んで、演習問題に取り掛かったのですが、ここで大ブレーキ。具体的には例えば、(2z^2-z-1)の-1乗を原点中心半径2の円周上に於いての積分なんですが、模範解答には『2z^2-z-1=(2z+1)(z-1)で、|-(1/2)|,|1|<2なので、(与式)=2×2πi=4πi』となってるのですが、これは間違ってませんか? 2次式では、-1乗の時に積分しても2πiにならないと思うのですが。ここは分数を分解しないといけないのではないですか? 複素解析関連の本を他に2冊ほど調べてみましたが、よく分かりませんでした。誰か教えて下さい。演習のテキストも買った方が良いかな。
でもこの辺りを勉強してると定理と定理の違いが分からなくなる事が多々あります。勝手に自分流の解釈を付けて誤魔化しています。合ってれば良いけど。

日テレの視聴率買収工作、視聴者から数百件の抗議が日テレに寄せられたそうです。
企業が怒るなら分かりますが、視聴者が怒る理由が僕には分かりません。いや、確かに不正ですから「悪は断じて許さん」という人が怒るなら分かります。でも、「視聴者を裏切る行為だ!」って・・・?
その人は視聴率で見る番組を決めていたのでしょうか? 一方では「テレビ局は視聴率に囚われ過ぎている」と言いながら、でもやはりそれは視聴率に囚われた視聴者が多いのが原因であるように思います。

昨日はまた夜中に叫んでいたらしいのですが、今日は何やら夜間ずっと(←“よるじゅう”と書こうとしたら漢字が“夜中”な事に気付いて辞めた)、一人で会話をしていたそうです。かなり家族に気味悪がられました。多分そろそろ夢遊病に発展すると思われます。


2003年10月24日(金) ネタばらし

昨日は数学をやらなかったので、今日は少し頑張ってやりました。
基本的な正則関数の導関数を出すのと簡単な線積分とグリーンの定理が中心。グリーンの定理って夏学期の数理科学でやるんですよね? 僕は初めてですが。
前回、コーシーリーマンの関係式で苦戦した所為か、今日の範囲は結構すんなりと進みました。次はコーシーの積分定理ですね。
ようやく数学科の講義に追い付いて来ました。でもまだ『代数と幾何』と『集合と位相』が追い付かないと・・・。

帰りに『マトリックス・リローデッド』のDVDを買って来たのですが、メイキング等を見るだけで疲れてしまいました。本編は明日。
特典映像の中に本編のパロディが入っているのですが、笑い所が良く分かりません。ザイオンで沢山の人間がワラワラと集まってる場面(モーフィアスが演説するトコ)で「これから乱交パーティーが始まるんだぜ」とか言われても。アメリカンジョーク?

昨日、来週号のハンターハンターを読んでしまって(水曜から流れてたようだ)、何となく予想した厭な展開が的中し凹んでいるんですが、今日は再来週と再々来週の内容がばらしてありました。大抵こういうのはデマなんですが、今回は何となく内容に信憑性があります。
こういうのって大抵、「自分は読みたくない」って人が大半だと思ってたんですけど、何か読みたい人も居るらしいので、そういう人はトップページの一番下へ。その内消しますけど。


2003年10月23日(木) 昼寝してましたよ

午前中は読書、昼〜夕方は睡眠、夜はバイト、と気付いてみたら駄目駄目な生活。帰ってきたらトリック見てるし。
そういえば、そろそろ来年の学生証用の写真を撮らなくては。来週の水曜までか。忘れそう。


2003年10月22日(水) 今日はこれで

『マジックのネタばらし』について色々書こうと思ったが、様々な所から非難の声が届きそうな感じがして来たので辞めた。こういう問題に関しては踏み込んで書かないと既存の意見しか出てこないから意味が無いのだが、踏み込むと逆に踏まれそうな気がする。

先週は2時間くらいしか中国語の予習をしなかったので、今週は5時間ほどやった。これで大体1セッションの半分強が終わったのだが、今日の中国語の講義前に僕の近くに座っていた人が「1セッションを終えるのに1時間くらい掛かった」と言っていた。何と彼は僕の10倍を越えるスピードで中国語を読めるらしい。驚愕していたら、その隣の人物も「ああ、俺もそれくらい掛かったね」と言っている。
……どうやら僕が普通の人の10分の1以下のスピードらしい。となると今まで僕が中国語の単位を取れなかったのも判る気がする。他人の10倍やらなきゃならなかったのか……。
ちなみに僕の中国語の発音はクラスでぶっちぎりで下手で、全然知らない奴が失笑するわ、教官を悪い意味で唸らせるわ、と散々である。明らかに発音がおかしい処は教官に直されるのだが、僕には教官のお手本の発音を聞いても、例によって音の高低が全く聞き取れない為に何回も何回も同じ所を直され、最終的には諦められる、という状態である。いや、俺には何処が間違ってるのかマジでさっぱり分からん。これでも朗読CDもちゃんと聴いて、発音練習もして行ってるのだが。あー、先は暗い。

……という事ばかり書いていると段々悲しくなって来たが、特に他には書く事も無いので今日はこれで終わろうと思う。


2003年10月21日(火) ツケ

毎日毎日講義よりもかなり遅れた範囲を勉強しています。3年半も遊んでいたツケは重たいです。今日は複素解析をやっていて、連続な偏導関数を持っている複素関数が正則である事とコーシーリーマンの関係式を満たす事の同値性を中心にやりました。正則→コーシーリーマンの関係式は簡単ですが、逆は微積分の中間値の定理を使う所などが少し巧妙でした。これだけで理解するのに2時間掛かりましたが、どう考えても20分有れば理解できた事のような気がします。いつもこんな事ばかりです。あぁ今日もまた遅れていく・・・。

さて、今日はこれから明日の中国語の予習をやらなくてはいけません。幸い、伊藤家の食卓はあまり面白くないので集中できそうですが、踊るさんま御殿の時はどうなるか分かりません。

そういえば10000ヒット達成しました。自分で9999番になった時はヒヤッとしました。

最近は確かに週に4回のバイトはキツイと感じるようになって来ました。これも勉強してる所為でしょうか? そうなんでしょうねぇ・・・。


2003年10月20日(月) ラフ

あだち充の『ラフ』という漫画、僕はワイド版で4巻まで持っていて、最終巻の5巻を買いに行ったら、もう絶版らしいです。
確かにもう文庫版が出てますからね。でも文庫版は全7巻なんですよ。全部読むには2冊も買わなきゃならないじゃないですか。
こういうのは別に金銭的にはなんでもないのに、非常に買うのが躊躇われますね。


2003年10月19日(日) ハンター

昨日、
>ハンターハンターはあまりにも絶望的な展開過ぎて、ちょっと気分が悪い。
という事を書きましたが、こう思った人達はかなり多いようで、2ちゃんねる等でも結構話題になってるようです。まぁ全然気持ち悪いとは思わない人も多いようですが。
過激な描写が苦手な人は明日は覚悟しておいた方が良いかも知れません。僕は描写以外の部分で気分悪くなったんですけど。

昨日のクレヨンしんちゃんは“ながら見”だったんですが、えらく感動しました。
今日はトリック劇場版をやるようなので、少なくとも「トイレつまる」の件までは見ていようと思います。


2003年10月18日(土) 湯豆腐

世界は広いが、ある一定の共通項を持った人間が共有する世界というのは、とても狭いものである。意外な所で意外な奴に存在を確認されていたようだ。
ちなみにその時に僕は「あー今年こそはちゃんと知り合いを作らないといけないなぁ、そんためにはこの後の飲み会でちゃんと話し掛けないとなぁ」などと、「飲み会」の単語さえ無ければ○○な○○○か! って感じな事を考えていた。

今日の夕食は湯豆腐だったが、その際に「いつまでも鍋に箸を入れてるのは目障りだ」といきなり怒鳴られたので、当然常に箸が鍋に入っているわけもなく、また、いきなり怒鳴られたので僕もムッとして「貴方にとってこの箸は邪魔かもしれないが、それと同じように私にとってはこの湯豆腐の真ん中にある奴は邪魔(註:僕は湯豆腐の豆腐は何も付けないで食べる)だったりする。だからといって、それを退かして構わないのか」という事を言ったら相手は益々怒っていた。
僕は相手が理不尽な対応をした際に、同種の事をして返す事が多いのだが、今までにそれに気付いた相手は皆無である。それどころかさらに怒り出す事が多い。そもそも聡明な人は理不尽な事をしない、という話かもしれないけど。

今日はクレヨンしんちゃんの劇場版をテレビ放送するので是非とも見たいと思う。

そういえば『マトリックス・リローデッド』のDVDが昨日発売されたはずだが、まだ買っていない。『レボリューションズ』が公開されるまでには買わねば、と思う。

ハンターハンターはあまりにも絶望的な展開過ぎて、ちょっと気分が悪い。カイトがぁぁぁぁぁ!


2003年10月17日(金) 甘い日本酒

昔はよく行ったのに最近は1年以上行っていなかった飲み屋へ。
今まで「甘い」と言われる日本酒を飲んでも「甘い」と感じた事は一度も無かったのだが、今日は初めて「甘い」と感じた。飲み過ぎたか?
鍋やら土瓶蒸しやら焼き鳥やらのような日本的な食事には日本酒が合うなぁ。
暫くの間は飲酒の頻度がかなり下がっていたのだが、最近はまた増加中。食べ過ぎの方には注意しなければ。
大人数で行く飲み会だとそんなに食べないのだが、二人で行くと何故か食べ過ぎてしまう。これは大人数で行く時と同じくらいの品数を食べようとするが、一皿辺りの取り分が大幅に増加するからであろう。


2003年10月16日(木) 今度の上田教授の本のタイトルはイマイチだと思う

光ファイバーを使用している人の14%はP2P利用者だそうです。僕はもう2ヶ月もやってません。

今日の呼び出しはあまりにも予想通りの事しか言われなかったので拍子抜けしました。

バイトが無くなったのでトリックを見ることが出来ました。タイトルを「トリック3」にしなかったのはゴールデンに進出した事により新たな視聴者層を取り込む為だと思ったのですが、狙いがそれだとしたら失敗でしょう。今日の放送の前半はまるっきり「2」の第1話と同じでしたね。わざとなのかな? 前シリーズのネタだけじゃなくて映画のネタ(全国トイレ水洗化計画)とかも使っていて、初心者に優しくない。しかもかなりの場面をカットしたと見た。前半の流れで分かり辛いとこがあったし。まぁDVDで全部見れるから良いけどね。
話の内容は「1」の母の泉事件のような感じ(宗教絡み・毒殺)で、新鮮味は無い。母親登場したが恐らく活躍の場は無いんでしょうねぇ。矢部刑事の新しい部下は、いまいちなキャラかも。まだ分からないけど。石原役の人は今回は出演できないのかな? まぁでもそれなりに面白いんですけどね。
クレーンで小屋を持ち上げたってマジですか? ありえねー。

『楕円に外接する正方形が存在する事を中間値の定理を用いて証明せよ』という問題があって解けたのだが、解答にある証明に納得が出来ない。正確には、自分の解答にも納得出来ない。むかつくなー。


2003年10月15日(水) あなたは何冊

彼女に内定が出たそうで、おめでとうございます。しかしそうすると最近の就職難というのは如何に真面目に就職活動をしていない奴が多いかという(以下、略)

とある出版社のサイトの掲示板で「アナタは今までに本を何冊読みましたか?」という事を聞いていて、それに答える人の答えが凄い。20人ほどが答えていたのだが、その中で最低でも500冊、多い人で3000冊だと言うのである。出版社のサイトを見るような人だから本が好きな層が集まってるんだとは思うが、それにしても全員がこういうレベルだとは。
僕は身近では最も本を読む人間の一人な筈だが、それでも所有する本は300冊程度(漫画などは除く)である。『本を買う』という行為は中学2年生から始めたので、8年で300冊。3000冊揃えるにはあと72年も掛かってしまう計算だ。恐ろしい数字だ。
延べで勘定してようやく2000冊くらいかな。そうすると僕は同じ本を平均7回読んでいることになる。・・・昨年買ったブギーポップシリーズを既に5回くらいは読んでいるから、強ち外れた数字でもないかもしれない。


2003年10月14日(火) 感想

あー、眠い眠い。書く事が無いので前日のサークルの発表会の感想でも書いていこうかと思います。

・パラソル(中山)
合宿のプレ発で言ってた事を聴いてた時は「あー、駄目になるパターンぽいなぁ」とか内心思ってしまっていたのだが、リハーサルで初めて見て「そうでもないな」と思い、本番を見て「素晴らしい」と、どんどん評価が上がっていった。ここまで良くなったのは確信的ではなく偶然の産物であるような感は否めないが、まぁ結果が全てですから。
何が良いのかというと、パラソルを敢えて東洋風にやったのが巧くはまったのだが、衣装と音楽の組み合わせが特に素晴らしかった。マスクを取り入れたルーティーンも勿論良いものだったが、正直、これはちょっとズルイかなとは思った。僕の知る限りではこのようなパラソルは初めてなので“彼女のオリジナル”だから良いのだが、今後この路線でやる人は和妻との兼合いをしっかりと考えないと、単に和妻の良いトコ取りをするだけになる危険を感じる。そこは注意。
ここまで良い演技だったのだから、ラストはもっと盛り上げて欲しかった。「ラストを盛り上げて欲しかった」というのは、この後の演者に対しても書くと思うが、この人は盛り上がらなかったわけではないので勘違いしないで下さい。
オープニングにするなら演出の前にやってしまった方が良かったかも知れない。演出からの転換はあまりに雰囲気が違いすぎ違和感が有った。でも昨年の和妻は演出前に配置されたのが不満らしかったので、演者的にはこちらの方が良いのか?

・シルク(高橋)
下手とは思わなかったが、あまりにもルーティーンが・・・。特にラスト前の短い帯シルクみたいなのを両手から出す現象は、旗を出す為だけにやっている感が強かった。現象として終わりに繋がり難い(旗の出現はやりやすいのだろうが)上に本番では(リハでも)そこで手間取ってしまったので残念。
中盤のミスは僕は気にしないけど。シェル落とすようなもんでしょ? 余裕。

・ウォンド(安藤)
悪くなかった。でも一本遊びを工夫せずにそのままやってしまったため、そこは少し苦しかったか。
他のウォンド演者に比べて妙にロングウォンドが“不自然に見えなかった”。巧いのか?

・グラス(原田)
リハの時は「どうしようか」ってくらいネタが見えてた部分があって焦ったが、本番では見えなかった。キャッスル前にワンポイントあるのが良かった。あれが有るのと無いのとでは、演技全体の印象がかなり変わったと思う。でもその他の部分でも工夫が欲しかった。

・カード(久岡)
あんなにカードを飛ばした久岡は初めて見た。あんなに飛ばすなら「ちょんと斜め上に向かって飛ばせよ」と言っておくんだった。ちょっと1枚危ない角度で飛んでた。まぁそうすると飛距離は落ちるんだけど。実はカード飛ばしは客電を点けてやらないと怒る人もいる。
ルーティーンは五月祭の時より短くなってた気がしたが気のせいだろうか? でも時間的には短くはなってなかったっぽいから、追加があったんだろう。

・ハト(尾川)
1度経験した演目をやった人間の中で、演技的にもルーティーン的にも最も正統的な成長を遂げたのはこいつだろう。ハトとしては少し大人し過ぎた気はするが。東大は意外とハトは派手派手な人が多い。それへのアンチテーゼのつもりなら僕的には100点を差し上げたい。

・スケッチブック(小和田)
他の場所にも書いたが、この人の風船の出現は本当に素晴らしかった。その不思議さを簡単に説明すると「文法に合っている」という事になるか。
その一端を例に取れば、マジックは「何かを起こす時に意味付けをしろ」とはよく言われる事だが、これは四つ玉なんかだと、シルクの結び目が(それとよく似た形・色の)白球に変わりました、みたいな事である。いや、でもね、所詮元はシルクの結び目ですよ。なんでそれが堅そうな白球にならなきゃならないんですか? 冷静に考えてみるとわけが分かりません。理解は出来るけど、ストンと納得出来ない。それに対して彼女の演技。風船の絵を描いたら風船が出て来ましたって。分かりやすい。誰でも納得です。最高。
この現象は他にも発生のタイミングとか意外性とか、様々な面で“文法”に合致しており、それがとてつもない効果を産み出している。本番でのどよめきは小さかったが、あれはあまりに凄すぎて声を出せなかったんだと僕は理解しています。この現象を確信的に狙って作ったのなら、彼女は神です。
出来れば99年の黒瀧さんの紙飛行機みたいな現象がもう一つあれば、さらに良くなったと思うが・・・。

・リング(古橋)
本人にも他人にも言わなかったけど、この人は投げ外しと、身体の後ろで2個繋げたりする前後が異様に巧いと思う。
それにしてもリングは相当に練習しないとオーソドックスなルーティーンからは抜け出せないのが難点ですね。

・シンブル(小沢)
4本を1本ずつ移動させる部分以外はルーティーン的に悪くない。難易度は高めだが。本番はちょっとノリノリ過ぎて上品さが無くなってしまった。ラストのグーパーはあれでは批判されてしまうぞ、っていうかそれまで誰にも言われなかったのだろうか? 多分皆やってる事でしかもマジックになっていない部分というのは気にして見ない人が多いんだろうが、マジックになっていないからこそ、マジックに見えるように念入りにやらなくてはいけないのだが。

・フラワー(狛)
ルーティーンに一貫性が無かったのが残念でならない。MTは舞台を広く使う為か限界まで広げて置いてあったけど、それよりはMTに行った時に停まらずに演技して欲しかった。
上記の2点の所為で1つ何かやって終わって、また1つ何かやって終わって、の繰り返し感が強かった。まぁフラワーってそれに陥りやすい演目ではあるけど。じゃあなんで特別それが気になったかというと、それは昨年の五月祭の○○○○の演目の話と非常に関連してくるのだが、まぁそういう事だ。でもそれが気になるのは極めて一部の層だけで、実際には○○○の○○○を重視する人の方が圧倒的に多い筈なので、実はこの批判はあまり気にする事は無い。

・コイン(赤川)
今回の発表会ではスケッチブックの風船が最も驚いたのだが、それを除いた中でマジックのみを評価するとコインが最高に位置するような気がする。僕は札プロの後にコインを出されるのには多大な抵抗感がある(だって札プロの方が圧倒的に不思議だから)のだが、彼のルーティーンではそれが考慮されていた。そして技法自体はオーソドックスであるが、蝦蟇口財布や普通の財布を巧く絡ませる事によって同じ現象でも見せ方に幅を持たせていた。その辺りの工夫を最もしていたのは彼だと思う。

・四つ玉(岡田)
緊張してたのかな? それまではそんな素振りは全く無かったのだが。一般的に言える事だが、「普段緊張しないヤツほど本番では緊張する」というのは間違いだが、「普段緊張するヤツは緊張に慣れている」のは事実である。まぁだからと言って緊張しないものを「しろ」といっても仕方ないわけだが。
白球をシルクに変えた所が虚を突かれて面白かった。マジックには観客の想像に応えるべき部分とそうでない部分がある。虚を突いた不思議さは後者だ。前者は繰り返しになるがスケッチブックの風船とか。だって風船の画を描いたのにハトが出て来たら、そりゃあ凄い事は凄いけど、納得できないでしょ。

・和妻(倉持)
五月祭の時より巧くなったのは歴然。でも扇子を客席に投げたのは戴けない。勢いでそうなっちゃったんだろうけど。

・演出(利穂・武内)
今年の演出は声が無いのが自然だった。フィナーレでは演者の名前が欲しいけど。中央で一ネタやってニコニコしながらバウ、が個人的には理想だが。
「世界観を統一させる」というのが単に「演者の使っている小物を使うor曲を繋げる」という事になっているのが気になる。つまり「世界観を統一させる為に何かのテーマを持って寸劇をやりますよ、演者には無理な干渉をしませんよ」というのが現在のスタイルであるが、これは非常に聞こえが良すぎるのではないか、という事だ。
とか言いつつ、個人的には僕がサークルに入会してからとしては最高の演出だったように思った。
武内がリハの時点で既に巧くて、虐められなくて詰まらなかった。利穂さんは言った事をちゃんと直してくれた。

・全体
うーん、一言で言うと「99%まではやる人が多いけど、99.9%までやる人が少ない」という事かな。


2003年10月13日(月) 発表会

サークルの発表会に行って来ましたよ。傍から見ているとアッという間に終わってしまいますねぇ。
舞台を見たりとか映画を見たりとかして「すっごく感動しました!」って言う人は多いですけど、その舞台や映画を作った当事者の人達は全く別次元の感動を味わったりとかしているわけで、当然ですが前者の人達は後者の人達の感動を窺い知る事は出来ないし、逆もまた然り、と。まぁ僕のようにかつて当事者だった、という特殊な立場であれば、多少の想像は付くものなのかも知れないですけど。
こういう事を考えて強く思うのは、「もしかしたら自分達は何かとんでもなく取り返しの付かない事をしてしまってたのではないか」という不安です。勿論、何か悪い事をしてしまった訳ではないのですが、何か「もう戻れない」みたいな。もしかしたら内部告発する社員の心理に似ているのかも知れないけど、定かではないです。

実際の発表会は「素晴らしかった」と言えるもので、でも所々残念な部分があったから、「これはまだ『観客の心理』じゃないんだな」と感じたりしましたね。こんな処でも「あぁ、もう戻れない」とか。意味は全然違いますけど。

「もう戻れない」と言いつつ、今回の発表会はかなり『一般客』の立場に近い処に立たせてもらいました。事前にはリハーサルしか見なかったし。という事で今回はかなり気楽な立場から見させて貰っていた訳ですが、これは本当に楽なものですね。
自分が演者の時は練習時は楽しいですが、本番前直前の重圧は物凄くて、スタッフの時は本番直前は大丈夫だけど事前準備に途方も無いくらい時間が掛かったりして。両方の立場に共通しているのは『責任』という2文字ですか。演者は2年前の発表会反省会で話したように「自分は本当に発表会の13分の1(13は演者の人数)を担えているのか?」という、そしてスタッフでは当然、後輩1学年分の努力の成果を水泡に帰さないという。
というわけで、僕はもう基本的には(極、微細な範囲を除いて)無責任な立場だったわけです。これは楽だ、と。

でもですね、これはあくまでも無責任だから楽なんですよ。自分が楽々と後輩に貢献している、というわけではないわけですよ。多分無責任な立場だから無責任な事を言おうと思えば言えてしまうし、でも後輩は『責任ある立場を全うしている正に最中』なわけです。

そこがなー、問題なんだなー、きっと。


2003年10月12日(日) 中国語

此処の処数学ばかりやっていたので、語学もやらなきゃなぁ、って事で中国語を始めた。当然の事なのだが、その間は数学は出来ないわけだが、そうなるとそれはそれで非常に不安な気持ちになってくる。「あーあ、ただでさえ遅れてるのに、さらに差を付けられちゃうなぁ」みたいな感じで。
あー、ストレスの所為でまた食べ過ぎだよ。
明日はサークルの学外発表会なので朝から行きたいのだが、微妙にそんな時間は無いのかも知れない。あー頭痛て。


2003年10月11日(土) STUDY

昨日は5時間連続で頭を使っていた所為か、今日は朝から頭痛が酷い。5時間も何をやっていたかというと、講義を聴かずに勉強していたのである。

“STUDY”というページを作った。主に自分へのメモ代わりに。持っている本を列挙しておけば、携帯でチェックして同じ本を買わなくてすむと思ったから。
……というよりは寧ろ、「この本は前に買った気がするなぁ〜」と考えてしまって買わずに終わる(そしてその本は買っていない)事が多いので、その対策だったりする。
本棚から出して並べてみると、見覚えが全く無い本もあり、やって良かったと思った。

今はもう夜だが頭痛は治らない。試しに勉強してみると頭痛は治らないが悪化もしないので、テキストを少し進めておいた。
月に3冊くらい勉強しないと期末試験までに間に合わない気がするのだが、どう考えても1冊出来るかどうかというところだ。


2003年10月10日(金) 動揺は続く

あー、数学が分からーん。全部分からーん!

呼び出しの件ですが、「成績表と時間割を持って来い」との事で、まぁ恐らくは今まで何をやってたのかと、今学期はどのような学習計画を立てているのか、とかを訊かれるんでしょう。
まぁ、それだけなら良いんですけど、それだけじゃなかったらどうしようっと。


2003年10月9日(木) 戦々恐々

今日、家庭教師中に気付きました。僕ってチェバの定理の証明を知らない事に。
いや、中学できっとやってる筈なんですよ。でもどうやって照明するか全然覚えてないんですよ。初等幾何は嫌いだったからなぁ。
今日は急にそこら辺を説明しなきゃならなくなりまして、他の簡単な定理の証明を説明しながら思考。
……なるほど、2本の平行線を引いた上でメネラウスの定理を適用すれば良いんですね。

チェバの定理もそうですけど、後は高校生に点と直線の距離の公式とかド・モアブルの公式とかを教える時、どうせ証明を教えても絶対覚えないよなぁとか感じるんですが、しかしそれでも定理を証明無しで「使え」と言うのには多大な抵抗を感じますね。


家に帰ると、数学科の事務室から僕に電話があったそうで、何でも「数学科の学科長が来週の木曜日に会いたいと言っている」だそうで。
多分、「今年こそは頑張れよ」という事だとは思うのですが、かなり焦ります。とりあえず明日、問い合わせてみようと思います。


2003年10月8日(水) 黙秘権

昼御飯が毎日ラーメンです。講義が始まってから毎日です。独りは辛いなぁ。

今日は語学の日、という事で、英語と中国語。中国語がかなりのスピードで進むらしいので、予習はかなり気合いを入れないと間に合わなさそうです。(週に10時間くらいか)
英語はまぁ何とかなると思うんですけど。

中国語は『園地』をやるらしくて、教授が学生に3学期に何章をやったかを訊いていた(被らせない為)のですが、その時に僕は密かに黙っていたので、既にやった事のある課が講義予定の半分くらいを占めたのがせめてもの救いです。


2003年10月7日(火) さてさて

昨日の全く理解できなかったというのは「代数と幾何」という講義だったんですが、これは要は「線型代数」です。別に図形問題を解いたりするわけではないです。そもそも“線型”というのは何かというと、和とスカラー倍について閉じている(以下略)。
さて、今日は「集合と位相」です。まずは集合で、この辺は簡単なので自分で勉強した方が早いと思って講義中にせっせと勝手にテキストを進めていったら3時間後、講義の終了時点で黒板を見てみると自分の進度と全く同じでした。教授もなかなかやりますね。
大学は高校の3倍の速さで講義が進む、というのはよく言われますが、確かに基本的に1科目週に1コマしかやらないのに半年や1年でテキストが1冊終わってしまうのは、それくらいのスピードと言っても良さそうです。
でも、専門の講義ってさらに3倍の早さになってる気がしませんか? しかも数学科は1科目週に3コマですから、1日にやる量としては高校の27倍と言えそうです。(←あながち誇張じゃないような気がする)
今日はその後、進学内定者歓迎会に行ってきました。いや、これに2回も出れるとは。先輩が「3年になったらフランス語の論文を読む練習をしといた方が良いよ」とか言ってました。英語を通り越してフランス語ですか・・・。


2003年10月6日(月) 真面目に何をやるか

いやはや初日から全く理解出来ませんでした。勉強しないと・・・。
日記なんて真面目に書いてる場合じゃないですね!


2003年10月5日(日) 明日から新学期

何はともあれ明日から大学生活が(半年振りに)再開です!
僕はいきなりは勉強できない人(∧いきなりじゃなくても勉強できるとは限らない人)なので、昨日と今日の2日で数学のテキストを1冊の半分ほどやって置きました。4学期の範囲には殆ど関係ない分野です。(いや、でも実は知らないと困る)
今年は初日の授業から理解できなくなる、という事は無いようにしたいものです。

あぁ、そう言えば。昨日の日記で、
今日はまず地元でハンターハンターの新刊を買い、そして他の漫画を買いに池袋へ行ったのだが売り切れで、DVDを買いに新宿へ行き、そして教科書を買いに大学に行きました。教科書は何か既に持ってるような感じの外装だったので買うのを保留したら、家にはありませんでした。
という文章がありますが、「今日」は「昨日」の間違いでした。久し振りに勉強した影響・・・?

ちなみに僕の時間割ですが、
月曜1〜5限
火曜1〜4限
水曜2・4限
木曜
金曜3〜5限
となる予定です。うーん、忙しい学科の人から見たら天国なんでしょうが、僕には週休3日はキツイです。せめて午前中に終わる曜日が有れば!
せめて午前中に終わる曜日が2日くらい有れば!


2003年10月4日(土) 赤字

世界一有名な花札の会社が創業以来初めて赤字になったそうですね。1962年創業らしくて、40年以上赤字の経験無し、というのは驚異的としか言いようがありません。
しかも赤字になった理由が凄い。任天堂は外貨として50億ドルを所有しているらしく、最近の急激な円高で400億円の損失。それを計上した結果、30億円の赤字。・・・・・・え?
じゃあ本業では370億円の黒字ですか? 370億円?

昨日はまず地元でハンターハンターの新刊を買い、そして他の漫画を買いに池袋へ行ったのだが売り切れで、DVDを買いに新宿へ行き、そして教科書を買いに大学に行きました。教科書は何か既に持ってるような感じの外装だったので買うのを保留したら、家にはありませんでした。
ってか、それくらい分かれよって感じですな。

そう言えばノートも購入しました。高校2年生くらいからルーズリーフを愛用していたんですが、ノートに戻そうかなと思って。まぁ果たして使うかどうか未知数なんですけど。


2003年10月3日(金) 水脹れ

ここ最近、僕の右足の踵には巨大な水脹れが出来ていて、もうそれには異常なくらいに水が溜まっていたのだが、ずっと放っておいた。こういうのって自分からどうにかするのは怖いのである。まじで。
そしたら昨日、バイトから帰って来て夕飯を食べていたら、右足にバシャッとコップで水を掛けられた気がした。「まさか」と思ったら水脹れが破けていた。
右足の踵は水でびしょびしょ。一体どれだけの水分が溜まっていたんだ・・・?

最近の日記は明らかに長いが、それは内容が充実しているわけではなく、でもその代わりに少しでも分かり易くしようとしている結果である。まじで。
昨日の日記なんかは以前であれば3割くらいの分量で書いていただろう。実は同じような事は過去に何度も何度も書いている。
2年も日記を書いてれば新しい内容なんてそんなに書けるわけない。

コスプレイヤーに聞いた「あなたの人生のバイブルは?」というランキング、1位が『指輪物語』で3位が『バトルロワイヤル』だそうで。
・・・「好きな本」なら分かるが、そういうのが「人生のバイブル」とは。
そんな事を言っても、僕が人生のバイブルを聞かれたら「『星新一の本全般』と『タイムリープ』」って答えるのは目に見えている。他人の事は言えないなぁ。
そういえば以前、まだ『えんぴつ日記』で日記を書いていた頃に「映画のロードオブザリングを見たけど全然面白くない」みたいな事を書いた(下記参照)ら、それを読んだ人が自分のサイトの中で僕の事を散々に貶していた。

これとは全く関係無い話として聴いて欲しいんですが、他人に嫌われる人の条件として、「自分の興味ある対象しか気に留めない」ってのがありますよね。
いや、本当に全く今日の日記とは関係無いんですがね。


2002年03月19日(火) 流石アカデミー賞候補(勿論皮肉)

ロード・オブ・ザ・リング見たんだけど、なんかなー、って感じ。
なんか次々に振りかかる試練みたいなのが何の脈絡も無く出てくる上に、切り抜け方がいつも単純。
普通に戦って勝つか、逃げるか。
で、さらに無意味に死んでいく仲間達。
何でこんなに出来の悪いストーリーが売れてるんだろう?
ハリー・ポッターは映像的には楽しめたけど、こっちはそれも駄目だった。
CG技術は上だけど、コマ割りがヘタ。
どうしてあんなに見にくい映像を作るのかねぇ。
もっと制作者達の理論構築の足跡を感じられる作品が見たい・・・


2003年10月2日(木) 深い溝

サークルの人の日記を読んでいたら、ふと思い出した事がある。

僕はサークルで、「誰かの意見に対して考えてるように見せている時は、既に腹の中ではその人の意見に対して反対しており、それに対してどう否定的な意見を言おうとしているかを考えているだけなのだ」という陰口を叩かれた事がある。こうはっきりと言っていたのは一人だけらしいが、結構な人数に似たような事を思われているような気がする。
確かに僕は何か目新しい意見を自分で考えたり他人から聞かされたりすると、まず最初にその中のデメリットや論理的欠陥から考える傾向がある。これは数学の影響がやはり大きく、「正しい」事と「正しくない部分が存在しない」事が同値である事が関係していると思われる。つまり、何らかの意見を直接正しいか正しくないか判定するのは難しいので、意見を細かい要素に切り分けて正しくない部分を探すわけである。結果、おかしな所が見付からなければ賛成するし、見付かれば、それからその意見の良い部分を検討し、メリットとデメリットを天秤に掛けて賛成するか反対するか決める。

どうも上記のような陰口を言う人種というのは、このような手法を“極めてネガティブな思考”と考えるらしい。恐らくはまず最初にその中のデメリットや論理的欠陥から考えるという部分に過剰反応しているだけだと思うのだが、ちょっと考えればこっちの手法の方が合理的な事は確かな筈だ。
というのも、メリットから考えると、その後で必ずデメリットについて考えなければ正確な判断は出来ないからだ。デメリットから考えれば、それが無ければ(そう思われれば)、すぐに賛成出来る。ほら、ステップが1段減る可能性があるじゃないですか。(←この使い方は正しいのか?)

ちなみに補足。ちょっとでも「デメリットが無いと判断したら即賛成出来るのは何故か?」という事を疑問に思った賢明なる方へ。
この場合の“デメリット”というのは既存の意見と比較してのデメリットの事なのです。だから、それが存在しないという事は、明らかの新意見の方が上位である、というわけです。

さて。ここでさらに問題なのは実は人によってはもっと最速に決断出来る手法を持っている、という事だ。(多分、「誰かの意見に対して考えてるように見せている時は、既に腹の中ではその人の意見に対して反対しており、それに対してどう否定的な意見を言おうとしているかを考えているだけなのだ」と言ってる人は、その手の人だと思うのだが)
それは、『メリットから考え始め、そこまでで分析を辞めてしまう』という手法だ。これは確かに速い。勝てない。
勿論僕は絶対にこういう考え方はしないが。

ところでメリットから考え始め、そこまでで分析を辞めてしまう人から見れば、僕のように何らかの意見を直接正しいか正しくないか判定するのは難しいので、意見を細かい要素に切り分けて正しくない部分を探すわけである。結果、おかしな所が見付からなければ賛成するし、見付かれば、それからその意見の良い部分を検討し、メリットとデメリットを天秤に掛けて賛成するか反対するか決めるという手法はやたらと冗長だろうし、第一、結果として意見に反対する確率が全く違う(こちらの方が圧倒的に高い)だろう。
となると「誰かの意見に対して考えてるように見せている時は、既に腹の中ではその人の意見に対して反対しており、それに対してどう否定的な意見を言おうとしているかを考えているだけなのだ」と思われても仕方の無い事ではある。

多分両者の溝が埋まる事は無いと思うので、これはどちらにとっても不毛な議論だ。


2003年10月1日(水) 本当にビックリ!

このサイトには“アムザック旅行記”という、“キノの旅”をパクった小説がありますが、まぁネタばらしをしてしまうと、この小説に出て来るアムザックという主人公は“THE IRONY OF FATE”に出て来る松下和馬の事なんですよ。で、和馬がKAZUMAで、これを逆から読むとAMUZAKでアムザックと。
さて、googleで“アムザック”で検索してみると3件目に“株式会社アムザック”というのが出て来ます。トップページを見ると社長の写真が出ており、その人の名前が“宮城和馬”。

いやぁ、ひたすらに厭な予感がしましたよ。

そこから“AMUZAKのマーク”という処を見ると、こうありました。

Q 大文字のマークや社名に意味はありますか。
A Aのマークの小さな三角部分は本当は赤で、60%は経費に使っていいよという意味です。白くぬけた部分の15%は、内部留保金にしなさいよという意味です。黒い部分の25%は利益を出しなさいと言う意味です。
AMUZAKという会社名は、私の名前、かずま(KAZUMA)を逆にしたものです。
たまたま、逆さにしたら出来た会社名です。このマークに向かって、いつも前進しています。






うわぁ。


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