タイトル | 出版社 | 初版日 | 勝手な採点 | 通販 |
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ルパン傑作集V 奇岩城 | 新潮文庫 | 1959年11月30日 | ★★☆ | 購入 |
高校生探偵は何処までルパンに迫れるか?
銃声 高校生イジドール・ボートルレ 死体 睨みあい 追跡 歴史の秘密 エギュイ問答 シーザーからルパンまで 胡椒よ、開け フランス王家歴代の宝物
怪盗アルセーヌ・ルパンが死んだ! ノルマンジー海岸にほど近いド・シェーブル伯爵の居城に、ルーベンスの油絵をねらって押入ったところを撃たれたのだ……。少年探偵ボートルレの名推理で、事件は解決したかにみえたが、近くに残されていた古い羊皮紙の暗号から、ルパンの死の謎は思わぬ方向に展開。歴代フランス国王にまつわる秘密が、次第に明らかになっていく――。 ――裏表紙より
登場人物表にシャーロック・ホームズの名が在るが、この作品は梗概に書いてあるように『高校生イジドール・ボートルレvs怪盗アルセーヌ・ルパン』の様相を呈している。ボートルレはなかなかの名探偵ぶりで、彼が何処までルパンに詰め寄れるかが物語の肝。
二転三転する状況を楽しみながら結末を迎える事が出来る。