初心者向けの数学雑学本
動物と数 未開人と数 数え方と一〇本の指 エジプトの数学 バビロニアの数学 種々の記数法 ターレス ピタゴラス プラトー ユークリッド アルキメデス 算数と代数の発達 パスカル デカルト ニュートン 一筆描きとオイラー
現在記録にのこっている最も古い数字、エジプト、バビロニアの数字がギリシャへ渡り、それらを受けついだヨーロッパでパスカル、デカルト、ニュートン、オイラーなどがどんな仕事をのこしたのだろうか。数学の権威の著者が、数学の誕生から、それが発展していった様子を平易な文章で説く。 ――裏表紙より
数学に纏わる様々なトピックを分かり易く紹介しているのは良いのだが、肝心の証明は殆どが省略されていて、数学の本としては不満が残る。紹介されているエピソードも有名か、現在では真偽が疑われているモノが多い。これは古い本だから仕方無いのかも知れないが。
どちらかと言えば数学が苦手な人向けか、ちょっとした雑学を知りたい人向けである。内容は中学生くらいでも充分に理解できるレベルだと思われる。