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2002年

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2002年12月31日

世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい。   ――時雨沢 恵一 (キノの旅 the Beautiful World 9頁)


2002年12月30日

私ではあなたの幻想になれませんか?   ――アノー・リスキー (冥王と獣のダンス 212頁)


2002年12月27日

世の中には本当の意味での大人なんていない。   ――ナンダバ ナオ太 (フリクリ1 6頁)


2002年12月26日

真に恐れるべきは失敗ではなく、失敗という道すら選べない状態である。   ――kasa


2002年12月23日

父に、ありがとう。
母に、さようなら。
そして、全ての子供達に
おめでとう。   ――??? (新世紀エヴァンゲリオン 第26話 世界の中心でアイを叫んだけもの)


2002年12月22日

自分の過ちに気付いた時には大抵すでに手遅れで、それを防ぐためのただ二つの方法は、より洗練された感性を獲得するか、何もせずにただじっとしているか、だ。
本当に手遅れになりたくなければ、後者をお勧めする。   ――kasa


2002年12月18日

人生は“選択”の連続などではなく、“必要”の連続である。   ――kasa


2002年12月17日

――たとえば、よ。
たとえば誰かが優秀な脚を持っていて、百メートルを十秒台で走れるものとする――となると、彼は二百メートルを二十秒で走れるかしら?
三百メートルなら三十秒? フルマラソンだったら、四千二百十九・五秒――一時間ちょいで走れることになるかしら?
……そんなことはない。駆けっこの目的は少しでも早く走ることだけど、距離が伸びれば伸びるだけ、どんどんスピードそのものは遅くしていかざるを得なくなる――あるところでの達成は“そこ”までしかなく、それ以上を望むなら、そこまでやっていたことを抑えなくてはならない。そうでないとその先には行けない――何でこんな話をしているかって?   ――雨宮 世津子 (ビートのディシプリン SIDE1[Exile] 319頁)


2002年12月15日

傷つかぬ者など存在しないが、本当の意味で傷つくのが平気な者もいない――はずだ。   ――霧間 誠一 (ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド ヴァーミリオン・キル 30頁)


2002年12月13日

ねぇ。
何?
夢って何かな?
夢?
そう。夢…
わからない。現実がよくわからないんだ。
他人の現実と自分の真実との溝が正確に把握できないのね。
幸せがどこにあるのか、わからないんだ。
夢の中にしか幸せを見出せないのね。
だから、これは現実じゃない。誰もいない世界だ。
そう、“夢”。
だから、ここには僕がいない。
都合のいい作り事で、現実の復讐をしていたのね。
いけないのか?
虚構に逃げて、真実をごまかしていたのね。
僕ひとりの夢を見ちゃいけないのか?
それは夢じゃない。ただの現実の埋め合わせよ。
じゃあ、僕の夢はどこ?
それは、現実の続き。
僕の、現実はどこ?
それは、夢の終わりよ。   ――碇 シンジ & 綾波 レイ & others (新世紀エヴァンゲリオン 第26話 まごころを、君に)


2002年12月12日

より完全なものを創り出すためですよ。
これまでのシステムでは足りなかったものがあるんです。何か分かりますか?
教えてあげましょう。それはね、プレイヤーの真剣味ですよ。どれほど完璧な世界を創り上げても、どうせ作り事だとプレイヤーが思う限り、臨場感など出やしません。
『死』んだらゲームオーバーにしたのもそのためですが、それでもまだ足りない。キャラクターが『死』んだら、プレイヤーも死ぬ、そこまでして初めて、プレイヤーも真剣になってくれるんです。もう仮想現実じゃない。現実を作れるんですよ。どうです。これでこそ最高のゲームじゃありませんか。   ――江崎 新一 (クリス・クロス 145頁)


2002年12月11日

戦争のことしか考えていない国も、戦争のことを考えていない国も、お断りだな。   ――シズ (キノの旅V 愛と平和の国 〜Power Play 6頁)


2002年12月10日

お前は本当に“強い”ということがなんなのか考えたことがあるのか?   ――高代 亨 (ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生 211頁)


2002年12月6日

君はずっとぼくのことを“敵になる危険がある”として接してきたな。どうしてそう思うんだ?
なぜそう思いこんだ? ぼくを味方にしようとか、どうしてそういうことを考えなかったんだ?
もっと正確に言うならば。
なぜそんなに自分のことを“悪い”と思うんだ? 君がやっていることは、そんなに悪いことなのか? 君自身、誰も傷つけていない、と言っていたじゃないか。このビルに人を閉じこめたのは君だったか? 眠らせたのは君なのか? 違うだろう? だったら、なんでそんなに自分には“敵”しかいないと思いこむんだ?   ――ブギーポップ (ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王 282頁)


2002年12月5日

未来はここにある。ここから始まる。   ――カイル・デュナミス (テイルズ・オブ・デスティニー2)


2002年12月3日

人を――大事な人間を裏切るってのは、どんな気持ちなんだろう。   ――リロイ・シュヴァルツァー (ラグナロクEX.COLD BLOOD 失われた絆 276頁)


2002年12月1日

遠い道程は、実際の遠さよりも遠い。   ――kasa


2002年11月30日

単に戦争でないというだけの消極的な平和は、いずれ実体としての戦争によって埋め合わされる……そう思ったことはないか?   ――荒川 (機動警察パトレイバー TOKYO WAR 前編 142頁)


2002年11月28日

彼女の考え方や理想をまるっきり実践できなくても、いつも前向きな彼女を見ているのは好きだ。夢に向かって暴走気味に突っ走る彼女を見ているのが好きだ。そんな彼女を守りたい。――そのためなら、私は主義思想関係なしに、彼女のそばにいる。彼女の側に立つ。どんな汚れ役も引き受けるし、人だって殺すさ。世界中を敵に回したって構わないよ。   ――男 (キノの旅Y 彼女の旅 〜Love and Bullets 49頁)


2002年11月27日

失えない……
今、こんな形で失うわけには、いかないんだ……
これは人殺しだ……
でも……
一体どっちだったのか、何が“正解”なのか、知らない。分からない。でも――
僕は――   ――ヴィルヘルム・シュルツ (アリソン 339頁)


2002年11月25日

大体、この程度なら見逃してもいいが、これ以上は駄目だなんて、誰が決めるんだ?   ――若松 和彦 (タイム・リープ 上巻 167頁)


2002年11月23日

自ら死のうとする者では、例え死を以てすら意味を為せない。
自ら生きようとする者は、しばしば無為の内にも意味を為す。   ――kasa


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