男性の方が女性よりも、セックスに対して多くのモノを望んでいる。
イギリスのDurex社は2003年、日本人を対象に「あなたにとってセックスとは何ですか?」というアンケート(複数回答可)を実施している。その結果は、以下の通りだった。
× |
男性 |
女性 |
大切なコミュニケーション |
71% |
69% |
愛情の確認 |
67% |
65% |
快楽 |
66% |
35% |
癒し |
37% |
25% |
ストレス解消 |
29% |
14% |
子作り |
13% |
12% |
健康維持 |
10% |
11% |
若さの確認 |
10% |
9% |
義務 |
5% |
9% |
お金 |
1% |
1% |
特に無い |
2% |
7% |
男女ともセックスに対して「大切なコミュニケーション」、「愛情の確認」であるという意識が高い事が伺える。とても良い事だと思う。
一方でセックスを「快楽」、「癒し」、「ストレス解消」として捉えているのは、男性の方が明らかに多かった。逆にセックスを「義務」と捉えているのは女性の方が多い。
つまり、
男性の方が女性よりもセックスに対して、より多くのモノを求めている事になる。
僕は
「騎乗位推進論」の中で、
日本人男性は肉体的負荷の高い正常位を行っている為に、セックスの満足度が低いと書いているが、男性のセックス満足度が低いのは体位だけの問題ではないのかも知れない。セックスに対して高望みし過ぎれば、満足度が下がってしまうのは当然だ。
以上より結論。
日本人男性のセックス満足度が低いのは、肉体的負荷の高い正常位ばかり行うからだけでなく、セックスに高望みし過ぎているからである。